絶対音感のある子を引き継いだ時
その子の絶対音感の基準が
ヴァイオリンで弾くピッチ(音程)と
少し違ったのです。
ヴァイオリンは純正律楽器です。
曲によって、調によって
厳密にいうと
音程の取り方が少し変わります。
場合によっては
高めに弾いたり低めに弾くので
絶対音感が邪魔をすることもあります。
絶対音感を持つ子たちを引き継いだときは
お稽古を重ね、歌ってもらったりして
かなり修正されていきました。
旋律的音程と和声的音程が作れるように
相対音感があるかないかで仕上がりが変わります。
難しそうに書いてるんですが
要は、聴いていて自然だと感じる音程ということなんです。
100歩譲って
ソロで無伴奏ならば
固定された絶対音感でもいいとしても
アンサンブルとなると
やはり相対音感が重要になります。
特にヴァイオリンはアンサンブル楽器なので
この相対音感まで習得できると幅が広がります。
アンサンブルでは
音楽的な解釈もなんですが
音程もお互いに寄り添えるか
そこまで聴く能力も必要になっていきます。
その相対音感をつけていく目的で
小学生くらいまでの生徒さんは
ソルフェージュで歌を歌うことを
お稽古中にします。
相対音感目的ではありますが
ほとんどの子に絶対音感がつきます。
完全に固定されたピッチにならないよう
その際、和声と合わせて
わたしも歌って正しい音程にたどり着けるようにします。
和声があると自然な音程が取りやすくなりますね^^
つづく
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