こんばんは。

おきらくすり庵の薬剤師うめこです。




毎朝、

戸田恵梨香さん主演、NHKの連続テレビ小説

スカーレット』を観ています。



なにかとしんどいドラマなのですが

とにかく素晴らしい!!

よくよくよくよくできたドラマでございます。

ここ数年の連続テレビ小説の中でいちばんの好み。




さて。

この『スカーレット』の登場人物が

とある病気の治療で

おくすりを飲むシーンがありまして。



そしてそのシーンのあと、

その人が

「家庭の医学」のような病気の辞書で

自分の病気がなんなのかを調べていました。

注)診断はついているけれどまだ本人には知らされていない設定です。



これを観てて

「あぁ、こういう時代だったんだなぁ」

と思いを馳せました。




お気づきですか?

これ、今では信じられないことなんですよ!



私がまだ薬剤師に成り立ての頃ですら

自分がどんなおくすりを飲んでいるか

患者さんが自ら調べるなんてことは少なかったので

このドラマの時代では

〈患者は医者が出したおくすりを黙って飲んどけ〉

みたいな感じだったんだろうなぁと思われます。




おくすりを識別するための記号が

おくすり自体についてないものもあったし

記号があったところで

簡単に調べる方法もなかったんですよね。





今ではおくすりひと粒ひと粒に

英数字の記号ではなく

カタカナで名前が書かれてるものも増えてきたし、

おくすりを識別する専用の本を買わずとも

名前や記号さえ分かれば

ネットで無料で簡単に検索もかけられます。



まず医師や薬剤師から

なにひとつおくすりの説明なしに

おくすりを飲むことがないですよね。



仮に説明がなかったとしても

いくらでも調べがついちゃうので

おくすりが出された時点で

ある程度

自分の病気がなんなのか推測できちゃうんですよね。



その当時はそれが良しとされていたわけで

これはどっちが良い悪いという話ではなく

常識って変わっていくんだよ、という話です。



さぁ、『スカーレット』もいよいよ大詰め。

ますますしんどそうな展開が予想されますが

覚悟して観ましょう!!


ではまた。