仙草 台湾の甘く無いデザート | お絵描き漂流記 抽象画との出会い

仙草 台湾の甘く無いデザート

次男が夕刻、学校帰りにデザートを買ってきてくれました。


これ、どう見ても美味しくなさそうですよね。真っ黒なゼリー状の仙草に緑の豆が泥のような水たまりに浮いてるって💧

でも、これが!見た目はなんですが、お味の方は、甘すぎなくてサイコーのデザートなんです♪

台湾に来た25年ほど前に初めて食べたときは、この黒い仙草が苦くて、おえーっ!人間の食べるもんちゃうやろーって思ったのに、あら不思議!

フランスに住んでいる時も日本に帰国中も、私が食べたくてたまらないのは、小籠包でも、マンゴーかき氷でもなく、この仙草デザートです。今回は芋圓というおもちもタピオカもたっぷり入っていても食後のデザートには多すぎるくらいでした。

次男は大学二年生で、バイトもしていないし、外食も多いので、滅多にうちにデザートを買ってきてくれる事もないのだけど、(つまり財布に余裕がなく)先月ちょっと衝突してから、話しにくそうだったので、このデザートの手土産は、ちょっとした和解の印かな?

衝突の元々の原因は何かというと、主人が長期出張で留守のため、水槽の魚の世話を次男に押し付けて、(いや、お願いして)もう三ヶ月なのですが、これが意外と大変で、次男もイライラしていたようなんです。

うちには2メートルもある水槽にアロワナなど大型の魚が5、6匹、その水槽以外に1メートル大と50センチ大の水槽が一個ずつ、全部小さな魚を含めると50匹以上飼っています。

お水も頻繁に換えなければいけないし、餌はやりすぎても足りなくても水槽内の風紀が乱れるようです。なんと言っても次男も素人ですから、頑張っても流石にほぼ専門家の夫のようにはいかず、原因不明で、既に何匹か病気になったり苛められたりして、死んでしまったんです。不思議なことに病気になるのは、大きな水槽の中の比較的小型の魚ばかり。よく見ているとアロワナや大型魚に突かれたりして、弱っていくことが多いみたいです。

次男は、一生懸命世話してるのに、急激な温度の変化で温度調節器が作用せず病気で隔離していた魚が何度か死んでしまい、流石に凹んでいた、のだろうと思います。しかも学校でのグループレポートもなかなか進まなかったようで、、とは言っても私自身は知らなくて、私は私で夫の留守で、いろいろ細かな作業が増えたり、洗濯や食事は相変わらず息子たちは手伝わないしで、悶々と不満が溜まっていました。いつもいつも兄弟でゲームばかりしてる姿を目にしていたので、ついいつものように「PCでゲームばかり!家事も手伝ってよ!」と怒ったんです。そうしたら、急に次男が切れて!

日頃は温厚な次男の、あまりの怒り方に私もびっくりしましたが、後から考えれば、誰かに当たれるのはいいこと。ここで飲み込んでしまって心に貯めなくてよかったなと思いました。そのあと私がLINEで謝りましたが、なんだか話しづらそうだったのです。でも今日はデザートを買ってきてくれて、あ、もう大丈夫だよ、という言葉の代わりかな?と思いました。

だからいつもより一層美味しく感じました。

そういえば小さめの魚は水槽の上を泳がなくなってる。もしかして飼い主がいなくて秩序が乱れているのでしょうかね。