ジャック・ドレ―監督
ドロン様 主演♡
36人もの人間を殺し 当時、フランス犯罪史上
最も凶悪なギャングと言われた
エミール・ビュイッソンと
彼を追う刑事ロジェ・ボルニッシュとの 実話の映画化
原作はボルニッシュの自伝です
刑事 ロジェ・ボルニッシュ (アラン・ドロン)
この映画ですが・・
ドロン様扮する 敏腕刑事が
トランティニアンを 執念で追い詰めていく
ハードでカッコいい 映画ですが
案外、とぼけたところもある
ユーモアを含んだ なかなかの作品なんですよ
ネタばれご免
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敏腕刑事として
同僚からも一目おかれている ロジェのもとに
ある日、とてつもない大事件が転がり込んで来る
収監中だった
暗黒街の大物 エミール・ビュイッソンが
脱獄したというのだ
幼い頃からアル中の父親に 盗みを強いられて育った
ビュイッソンの暗い過去
その冷酷さは 今やフランス中を震え上がらす
殺人鬼として恐れられていた
ビュイッソンは 実兄や仲間の協力で
首尾よく娑婆に出ると
早速、かつて自分を密告した男を始末し
間を置かずに 高級レストランに強盗に入り
追って来た白バイの
まだ幼さも残るような若い警官を 至近距離から射殺する
さて、刑事ロジェは というと
これ迄 ずいぶん手柄も立てたはずなのに
一向に昇進せず
同棲している
婚約者・カトリーヌ (クローディーヌ・オージェ)と
いつまでたっても結婚できない
忙し過ぎるだの、上司がうるさいだの、
もう、転職しようかだの、愚痴を言う
こういう台詞を言うドロンさんは
とっても珍しくて新鮮
アパートの部屋で スーパーで買ったような
パジャマ姿で うろうろしたり
「週末はパパの車が借りられるわ!」
と喜んだり
つまり安月給の
生活感まるだしの ドロンさんが観られる
そして、特にロジェと
ロジェを虐める(可愛がる) 部長との会話は面白い
このマルコ・ペランという俳優さん
画面に登場するだけで 嬉しくなるくらい面白いの
「今度、しくじったら左遷だぞ
君は新聞では 敏腕刑事と言われてるんだろ」
「あれはお世辞ですよ」
「今、私は局長に呼ばれて叱られに行く、誰のせいかな?」
叱っても 馬耳東風のロジェ
「煙草など吸ってる場合か」
で、捜査の方はというと
弱みを握り 犬に仕立てた男の密告で
ビュイッソン一味の 隠れ家を突き止め
ロジェの指示で 警察官が一斉に突入するが
間一髪で逃がしてしまう
ビュイッソンは 窓から隣りの屋根に飛び移ったが
ロジェは落ちた
「飛び降りるのも ヤツより下手とはな」
「・・無視」
その後もたび重なる 後手後手捜査の責任を問われ
一度はビュイッソン事件から
降ろされてしまうロジェ班だったが
あるとき、ロジェは
ビュイッソンの仲間の ポーロ (ポール・クローシェ)に近づき
彼を利用することにする
ポーロの愛妻は 結核で長い間 療養所に入っている
「逮捕に協力すれば100万フランの賞金が出る
米国から女房の特効薬も取り寄せてやる」
苦悩したポーロは結局、承諾し
やがてその線から ビュイッソンの居場所が判明する
郊外のオーベルジュ
ビュイッソンは次の大仕事 徴税所襲撃の準備のため
ここに潜んでいた
ビュイッソンは ロジェの顔を知らない
ロジェは カトリーヌと二人の同僚とで
高級車で乗りつける
すると、ふらりとビュイッソンが出て来る
車に惹かれて 出て来たのだ
ビュイッソンは ワインや銃(ワルサーP38)、
購読する新聞(フィガロ)まで 一流のものを好む
それを見越して 高級車で乗りつけたのだ
店の中では
和気あいあい、たまたま食事に立ち寄った
医師たちのグループという設定での大芝居
この後、ビュイッソンは
ここでロジェたちの手で 捕まるのですが
その見事な逮捕劇は 大好きなシーンで
ごめんなさい、
ここでは勿体なくて 話せませんわ
逮捕されたビュイッソンは 担当のロジェにより
一年をかけて 毎日、数時間 取り調べを行うが
この間に ふたりに不思議な感情が芽生える
友情にも似た 仲間意識のようなものだった
やがて
ビュイッソンは 裁判で死刑判決が下り
ラストは ドロンさんが
カメラ目線で (ジャスミンに) 語ります
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味わいのあるパリの裏町
美しい郊外の風景
随所に流れる 哀切漂う主題曲
フランス映画の音楽は
どうして こんなにいいんでしょう
おしまい





























