廃業から10年を振り返って | トータルブランディング城岡崇宏

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10年前、私は数店舗の飲食店やリラクゼーションサロンのオーナー経営者でした。経営者の自分の仕事はというと、毎日ポスティングをしたり、販促物を作ったり、完全に裏方でした。

飲食店を経営していましたが料理が好きなわけではなく、接客も決して得意とは言えません。運良く、自分にない人材が集まり、お店がどんどん大きくなっていったのです。

しくじり先生ではありませんが、当時、私は自分の実力と思ってしいました。経営者である自分の判断や投資によって商売が大きくなったと勘違いしていたのです。

最後は、売上も人間関係もボロボロで、お金もなくなり、ついに「潰れる」ということを経験してしまうのです。

お金もない、頼る人もいない、仕事もない、そんな状態だったのですが、儲かっているときの感覚は簡単には抜けません。財布の中のお金が全財産なのに、平気でタクシーに乗ったり外食をしたり。「なんとかなるだろう」と思っていたのです。

俺はバカだ------

そう思った時には財布にはお金はなく、あるのは携帯電話と車くらい。何もないってことに気づいたのは本当にお金がなくなってからです。


生活の拠点を札幌から苫小牧に移しました。特に逃げ隠れするようなことはなかったのですが、環境を変えたかったのです。

さて、これからどうしようか------

この時点で商売を10年以上やってますから、どうしようというのは就職のことではありません。これからどのような商売をやっていくかと感がていたのです。

自分に何ができる?潰れた店の経営者でもできることはなにか?

この時、2つの選択があり、もう一度資金を貯めてお店を開業する。もう一つの選択は失敗の経験を生かしてコンサルタントの道に進む。

この二択です。

私はコンサルタントの道を選びました。たしか堀江氏の本に、「これからは在庫を持たない商売じゃなきゃ儲からない」と書かれていのも覚えています。

コンサルタントを始めるといっても、その時はネットは使っていません。セミナーをやるにも集める手段はなく、できることは飛び込み営業のみ。

1日20件くらい周りましたが、全然ダメ。当たり前ですよね(笑)

勉強会や無料相談のチラシも、札幌・旭川・函館・帯広と、年間10万枚くらい配りましたが、それでもダメ。

DMもやりました。DMは多少反応がありましたが、費用対効果が全く合わずといった感じです。

コンサルタントとしての売上は0円に近い状態。当然生活はできないので、酒屋でアルバイトをしながら、コンサル業の営業活動をしていたのです。

よく、大変だったよね。と言われますが、正直、大変とかしんどいとか、そういう気持ちはありませんでした。

絶対に復活してやる!という強い思いだけはありましたし、将来の成功イメージを明確にすると、つらいどころか毎日がすごく楽しかったです。

お金はなかったけど、お金に振り回されない生活ってこんなにも楽なんだな〜って、大きなお金を動かしていた時期よりも、気持ちが楽だったのを覚えています。

コンサルタントを始めて3年くらいは、売上は100万円程度。100万円って月じゃなくて年ね。笑

でも、考えれば考えるほど、コンサルタントしか道がなくて、もうやるしかない!って感じです。

毎日の睡眠時間は3,4時間程度。それ以外の時間はずっと仕事や勉強です。出遅れてる分、人の何倍も頑張らなきゃと思っていて、そしてその習慣が今も続いています。

早く寝ろって感じなのですが、好きな仕事だし、この仕事で成功したいから、ついやってしまうのです。

私の場合、就職という選択はもともとありません。たとえ0円になっても、それは一時的なことと考えます。

商売成功の秘訣はなにかと聞かれたら、「続けること」と答えるとおもいます。続けるか止めるか、どちらかしかないのです。

10年間コンサルタントを続けてきて本当に良かったとおもいます。いろんな人と出会うことができたし、少しづつだけど会社も大きくなってる。

これから先、また新たな挑戦が始まります。

今までは個人ビジネス。これからは会社社長として経営者の道を進んでいきます。


以上、10年を振り返ってみました。