高級店が格安店との比較をアピールする必要はあるのか? | トータルブランディング城岡崇宏

トータルブランディング城岡崇宏

テクニックではなく、事業を動かすための整える力とブランディングの本質を体系的に学べブログです。




高級店が格安店との比較をアピールする必要はあるのか?

ある高単価の理容室経営者がこう言いました。

「1000円カットの格安店のやり方も、そのお客様も、自分には関係のないことなので経営面では関心がない。ただ、開業当時は気になったので何度か言ったことはあります。たしかに早いし便利!◯◯だけど。笑」

その通りだと思いました。客単価1万円の理容室のお客様と、客単価1000円台の理容室はそもそも求めていることが違います。

早く安くスッキリ!が1000円カットの魅力。理容室に1万円払うお客様は、何か具体的な悩みや欲求があったり、癒しや楽しさであったり、カット以外に何か別の価値を求めています。

早く安くそれなりに!ということを求めている人に、「うちはじっくりお客様一人一人の好みに合わせたカットをします!骨格や髪質を考えながら、魅力的なヘアスタイルにします!」などとアピールしてもピンときませんよね?

格安店のコンサルティングも経験がありますが、彼らは高単価店とは別の戦略で売上を上げてます。比較にならないし、「経営レベルが低い」というわけでもありません。

高単価店が格安店を敵として意識することは、下をみるわけでもなく、上を見るわけでもなく、自分一人だけが全然違うところを見ていることになります。

格安店は高単価店をライバルと思っていない。そのお客様も高単価店のサービスは求めていない。そして、高単価店のお客さまも、格安店との比較を聞かされても意味がわからない。ということです。

地元の老舗寿司屋の店主も、「先週、回転寿司に行ってきたんだけど、あれメチャクチャおいしいな!ツナマヨ!回転寿司もいいね!」「ハンバーグ寿司も食べてみた。」なんて言ってましたし。笑

うちは回転寿司とはネタが違う!なんて、当たり前のことを言われても、その店主以外の人は???になってしまうかもしれませんね。

自分のお客様は誰なのか?自分の競合は誰なのか?たまに確認したほうが良さそうですね。

話はちょっと変わりますが、6月3日に札幌で共感されるブログ記事の書き方勉強会があります。ブログ記事の書き方でお悩みの方は是非ご参加ください。