地元散策~個人の美術館! | 青空に浮かぶ月を眺めながら

青空に浮かぶ月を眺めながら

ホワイトタイガーと猫が好き(・∀・)
たまーに、ヒコーキも撮ります♪

前回のお話はコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/jacques1222/10077098.html
お蕎麦屋さんで猫さん撮影が、あまりにも心地良すぎて
この日の本来の目的を見失いそうになりながら
お蕎麦屋さんをあとにしました~(^_^;)

どんどん山奥に入ります

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最近はあまり見かけないけど・・こういう風景・・好きです

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看板とか、ないのかな~?

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と・・思ったら・・・左手に見えてきました!

『住友ミュージアム』

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こちらの美術館は、世間一般で知られるところの「住友」財閥さん関係ではなく
東京で内科医をされていた、「住友」さんが個人で収集された美術品を、収蔵しています。
(近代日本洋画:1300点(←リーフレット記載)、
尾形光琳、乾山兄弟の作品:どのぐらいあるのでしょう・・・)
住友資料館はコチラ→http://www.korin-kenzan.com/

↓『日本洋画館』です

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ワタクシ、美術に詳しいわけではありません。
ので、漠然との感想になってしまいますが、今回展示されている絵画は
全体的に色使いが暗いものが多かったのです。
(↑黒田清輝さん、安井曽太郎さん、佐伯裕三さん等です)
ジュンコさんが、「小磯良平」さんの大ファンということで、
彼の絵が見られるといいなあ・・と期待して入りました。
すると、ひときわ華やかで、ひときわ可愛らしいバレリーナの少女の絵が
目に入りました。その絵こそ、小磯良平さんの絵でした。
もちろん、撮影は禁止なので、こちらでお見せできないのが、残念ですが
ジュンコさんが彼のファン・・とおっしゃった感覚が、なんとなく
わかるような気がしました!
次に・・・

↓『琳派館』です

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こちらは、尾形光琳・乾山(ケンザン)兄弟の作品・・屏風や兄弟合作による陶芸、
「目利き」としての乾山による鑑定書等、盛りだくさんでした。
まず、驚いたことは、お客さんひと組につき、ひとりの職員さんが
解説してくださることです。
おかげで、私、めちゃめちゃ、尾形光琳・乾山兄弟に詳しくなりましたよ~(*^^)v
学生の時に、歴史の教科書でサラッとしか流さない芸術分野ですが
尾形光琳は、あまりにも有名です。
そもそも、「乾山(ケンザン)」という・・・陶芸家であり「目利き」である弟の存在は
知らなかったし、光琳と乾山は尾形家の次男・三男。
長男が京都の実家の呉服屋を継いだそうです。

“「田村3兄弟」が、本当は「4兄弟」だったっていうのに似ていますね?”

と行ってみたら、職員さんにウケタノデ、良かった(・∀・)(←違)
乾山はお兄さんの光琳亡き後、栃木県佐野市に2ヶ月ぐらいの予定で来ていたのですが
お世話になっていたおウチで、居心地が良くなって、1年ちょいぐらい住んでいたそうです。
佐野市は栃木県南に位置します。
(病気になり、江戸に戻ります)
光琳も「目利き」はできたので、ときに、兄弟で意見が食い違うこともあったそうな。
陶芸の絵付けにしても、光琳は1色にこだわる。
しかし、弟の乾山は様々な色を使って絵付けを学んできたので、
色をたくさん使いたい派。
ただし、焼き上がりの色が想像と違うものに出来上がってしまうリスクがあるので
お兄さんは1色にこだわったそうです。
兄弟合作の陶芸作品は、絵付けはすべて1色で描かれています。(お兄さんの意見優先?)
一方、弟の乾山だけの作品は、様々な色の絵付けがされていました。
また、光琳作の菊が描かれていた屏風が2つありました。
ひとつは若かりし頃描いたもの。
もうひとつは、晩年に描かれたもの。
ど素人の私が見ても、その違いがはっきりわかるような作品でした。
展示されている様々な陶芸は、かの皇后美智子様のご先祖正田家をはじめとする
名家が所蔵していた陶芸品を、乾山に鑑定依頼し、その鑑定書が陶芸とともに
展示されていました。
お客様の中に、この鑑定書・・乾山が筆ですらすらと書いた文書を
ひとうひとつ丁寧に解読しに、週に1度通われてきた方もいらっしゃるそうです。
素敵ですね~。尊敬します。
このミュージアムは、毎年12月から翌年3月まで長期の冬期休業に入ります。
その期間に、年に1度の作品の入れ替え作業をするそうです。
洋画館も琳派館も開館して10年経っていないんじゃないかな?
まだまだ、新たな作品が展示されるでしょう~~(収蔵数が半端ない数ですものね)
9月のフェルメールが、自分的には残念な結果だったのですが、
やはり、美術館たるもの・・・人ごみに塗れることなく、
ゆ~っくりと、その時代に想いを寄せながら見る・・という醍醐味が
味わえた美術館でした。
また、“山奥”にあるってところも素敵☆彡
続くよ~~