続いて、雨を避けながら
披露宴パーティー会場に向かう。
パーティーでは、
自分たち二人、新郎新婦から、
列席してくれた人に対して感謝の気持ちが伝わるような、
そんなおもてなしをすることが、
パーティープランを立てる時の、テーマとなっていた。
が、
終わってみると、やっぱり思い通りにはいかず、
「おめでとう」の言葉をもらうばかりで、
お世話になりっぱなしで、
色んな人の顔を見るだけで感激してしまって、
会話でうまく感謝の気持ちを伝えることができなかった。。
中でも、キャンドルサービスの時は、
言葉に詰まりすぎて、どうにもならなかった。
披露宴といえばキャンドルサービスが必須でしょ、
と思うくらい、
俺の中では重要な位置を占めるこのイベントは、
聞けば、最近は代替イベントとして、
ビアサーバーを担いで注いでまわる、
風船を割るといったものが登場しているらしい。
しかし、やっぱりあの雰囲気と、幻想的な明るさを
二人の炎が作り出すという、
これからスタートを切る二人には持って来いの作業は、
どのイベントにも負けない力があると思う。
地元の友人の卓の炎を灯す・・・。
辛かった野球部の練習を、励ましあって、
みんなで乗り越えた思い出、
時には練習が辛くて、遊びに行きたくて
「雨降らないかなぁ。」と部室で祈っていた思い出、
辛くてどうしようもなかった時に、
心配して次の日、高速バスで駆けつけてくれた思い出、
大学の友人の卓の炎を灯す・・・。
試験前にみんなでありったけの情報を持ち寄って、
狭い空間で、ありったけの知恵を絞り、
あぁでもないこうでもないと徹夜で試験勉強した思い出、
それが終わると記憶をなくすまで飲み明かした思い出、
社会人の友人の卓の炎を灯す・・・。
ゴルフ、飲み、そして、仕事を通じて、
みんなで一緒の時間を過ごした思い出、
辛くて仕事が手につかなかったときに、
昼に他愛もない話で盛り上がって、
気持ちをハイにさせてくれた思い出、
親族の卓の炎を灯す・・・。
自分の原点を作り上げてくれた、
幼少から今に至るまでの様々な思い出。
それぞれの卓の炎を灯すと
その時々の記憶が思い出された。
楽しいことも、苦しいことも、辛いことも、
どんなひとときも、無駄な時間なんかなく、
当たり前だけど、支えてくれる人が、
その時、その時にいてくれていたから、
こんなに幸せな日が訪れて、幸せな気持ちに
なれるんだなぁ、と、
ものすごく、ラッキーな気持ちになった。
ひとつひとつの出会いに、心から感謝した。
その感謝の思いの丈を最後の新郎挨拶に込めた。
緊張し過ぎて、うまく話すことができたかどうか、
よく分からない。
でも緊張と、嬉しさで混乱した心を落ち着けて、
泣かずに、はっきりと話すことができて、よかった^^
夢のような披露宴パーティータイムは、
このまま時が止まればいいのに、、
と願う二人の心を無視するかのように、
あっという間に通り過ぎていった。
ソイヤ
