幾度となく頭の中で繰り返されたリハーサル。
その成果を発揮する本番の日。
 
思ったほど緊張することもなく、
飾らずに、自分が思っていることを
自然に伝えられたように思う。
 
☆は、予想だにしなかった告白をされ、
びっくりしたような、困ったような、

それでいて恥ずかしいような、
真意が分かりかねる様子で
じっと俺の話を聞いてくれた。
 
 
ここからだ・・・。
 
 
で、びっくりするかも知れないけど、、、
と言葉を続けた。
 

 
自分には昔、大好きだった人がいたこと。
そして社会人になると同時に結婚したこと。
そして、
 

 
不甲斐なく、離婚したこと。
 
 
隠し事があると、やっぱりどこか後ろめたいというか、
全部をさらけだして話し合えているなぁという快感には
到底、結びつかなくて、
 
だからといって、
何でもかんでも、どんな人にも自分が積み上げてきたものを、
こんな感じなんだよ~って、さらけ出すのも違う気がして、
そこの線引きというのは、
無意識のうちに自分の中でしてしまっているものなんだろうけど、
まだ恋愛対象として見られているかも分からない☆だけど、

自分が、自分の全部を知って欲しいと思っていたから、
やっぱり、そのカミングアウトをしたことで、
すごく、すっきりした。
 
自分の感情だけを考えた、
言われた方の感情を無視した、ひどい解釈だけどm(_ _)m
 
返事は、☆の結論が出たタイミングで、
教えて下さい。といって話を締めくくった。
 
ほんとに一方的な話ばかりでごめんなさい。
 
店の外に出ると、まだ秋には程遠い、
温暖な風が吹いていた。
 
また来年も再来年も、またその次の年も、

どこかでこの風を、

☆と一緒に感じられたら最高だろうな。

と心の中で思い、

 

このよるかぜに、

良い返事がもらえますようにと願わずには

いられなかった。
 
ソイヤ