王様のブランチで紹介されたり
読みました、というブログを見たりしていて
気になって仕方なかった本book*いもむし

漫画家でいらっしゃる村上 たかし氏の本です。

星守る犬/村上 たかし

¥800
Amazon.co.jp


前編・後編共に犬の表情がグッときます。

後編の主人公 奥津の
「恐れずに愛すればよかった・・・」という
台詞が今も切なく響いてきます。

  にくきう    にくきう    にくきう    にくきう

「星守る犬」って意味があるのだろうなぁと
思っていたところ、作中後編に出てきました。
(前編の前にも記載がありました、、、)

手に入らない星を物欲しげに
ずっと眺めている犬のこと。

慣用句で「高望みしているヒト」のことだそうです。

この本に出てくる人物は、みんな、
全然高望みをしていなかったんです。

普通の幸せが、なにかのきっかけで
高望みなものになってしまうことを表現しているのか、
それだけ普通の生活が尊いものなのだということなのか、
そんなふうに深読みしてしまいました。

それとも、高望みだとか、手に入らないだとか
そんなことは全く気にしないで
健気に精一杯生きることを描いたのでしょうか・・・パンダ

虫の音聞こえる秋の夜紅葉には、より一層切ない、
でも忘れてはいけない大切な気持ちを思い返してくれる、
そんな一冊です。