ここ何年かで頻繁に耳にするようになった
キャッシュフロー経営。
会社の「お金回し」の重要性を表したものですポイント

「資金繰り」という言い方が一般的でしょうか。

キャッシュフローを一覧にして表したものが
キャッシュフロー計算書または資金繰り表といわれるものです。

資金繰り表を実際に作成し、活用している会社は
どれくらいかわかりませんが、
社長様の頭の中のうでならできている、という
中小企業は多いかもしれません。

黒字倒産という言葉を聞いたことがありますか。
利益は出ているけれども、現金資金がないために
仕入れ業者への支払いができなくなり、
やむなく会社をたたむ羽目になってしまうことです。

逆からみれば、
借入額が多かったり、赤字の会社だったりしても、
資金がショートしなければ倒産しないということです。

このことから、会社のお金回しの大切さが分かると思います。

どの業種も、だいたい繁忙期とそうでない時があると思います。
一定時期だけでなく、年間を通じて資金計画ができれば
早めの対策が取れます。
(中長期的にできれば尚よいですね)

1円で起業できるようになった現在、
自己責任の下で資金管理を行う必要ができました。
1円会社では特に売上げの回収業務はとても大切です。

連鎖倒産という事態もあり得ますから、
自社はもちろん、取引先についても
注意が必要になっています。


資金繰り表の仕組みや作成方法はそれほど難しくありません。
3つの項目からできています。

1.入ってくるお金
2.出て行くお金
3.プールされているお金  を表にしたものです。


1.入ってくるお金

業務の進捗と請求の時期、お客様からの振込の時期を予想して
入力します。
入ってくるお金の予想は、担当者でも難しいようです。

担当者の状況を見たり、コミュニケーションを取って
把握するとよいでしょう。

2.出て行くお金

毎月の固定費や、税金や保険料など年間で決まっている支払い、
借入れの返済などを入力します。

3.プールされているお金

現金や預金、投入可能な融資などを入力します。
資金の余裕度が分かります。

今、資金があっても少し先に大きな支払いがあれば
使わずに残しておかなければなりません。


会計ソフトには、資金繰り表を作成するツールがあります。
それを利用してもよいでしょう。

私は、会計ソフトからデータを出力して、
Excelでデータ加工して作成しています。
A3用紙一枚に12月分、各月ごとの出入りとプール、
トータルで一年間の予測と実績が分かるように作成しています。

資金の目処がつけば、余裕分を新たな研修の参加費に充てたり、
設備投資に充てたり、運用にまわしたりできます。

余裕がない時期なら、売上げの回収業務を行ったり、
借入れの検討などができます。

小学生の頃、お年玉や毎月のお小遣い、お祝い金などの
計画的な使い道を考えませんでしたか?
簡単に言ってしまうと、資金繰りはその応用版です。

本業で忙しい夫や彼氏に代わって
実際のお金の出入りを把握できる経理担当から、
目、形に見える計算書を提供できたら

良いチャンス(大きな受注など)にも
悪いチャンス(倒産の危機など)にも 対応できます。