元塾の先生カウンセラー
渡辺さとこです。
「友達に無視された」
「友達にバカにされた」
子どもからそんな話を聞くと
心配になりますよね。
「大丈夫かな。」
「学校に確認した方がいいのかな。」
「何か対応した方がいいのかな。」
子どもの話を聞くこと
とても大事です
ですが、
子どもの言葉を
そのまま“事実”として受け取って
すぐに心配しなくていいこと
も多いです
子どもは無意識なんですが
自分に都合のいい解釈や伝え方します
先日記事にしたこちら
中学生の息子くんが
学校からしたかな大泣きした件
まだの方はこちらから
お母さんが話を聞くと、
「友達から笑われバカにされた」
と言って大泣きしたそうです
そんな話を聞いたら
親としては心配になります
お母さんは担任の先生に連絡をして
事情を聞いてみたら
先生から聞いた話は
息子くんの話しとは全く違っていて
驚いたそうです。
先生のお話しだと
「見てくんじゃねぇ」と怒り出して
息子くんから手を挙げて
殴ろうとするような仕草をしたそう
その場にいた全員の見え方が
完全に同じとは限りません
でも少なくとも、
お母さんが最初に
息子くんから聞いた話だけでは
「見えていなかった背景があった」
ということです。
お母さんにお話しを聞いていくと
息子くんは小学生の頃からよく
「誰かに見られている」
「知らない人から見られた」
と言うことがあったそうなんです
よくいっていたので
息子を観察してたら
実は息子くん自身が
人のことをよく見ていたんだそう
先に息子くんが相手を見て
相手も「見られてる」と感じて見返す
その結果、
息子くんは「見られた」と感じてたかも
と話してくださいました。
子どもの話は“その子の見え方”で語られ
必ずしも客観的な事実そのものではないのです
その子がどう感じたか
その子にどう見えたか
その子の中でどう解釈されたか
そういうものが混ざって話されます。
そしてそこには
無意識ですが
「自分が傷ついた側でいたい」
「自分をわかってほしい」
「自分を守りたい」
そんな気持ちが入ることもありますから
実際に起きた出来事と
子どもが親に話す内容が
ズレることはよくあるのです
嘘をついてる訳ではなく
思い込んでるのです
子どもだって大人と同じように
自分の都合のいいように解釈したり
「自分を守るための伝え方になったりする」
ということなんですね
自然な反応でもあるのです
というのは、
子どもは親の“反応するポイント”
よく見ています
子どもはお母さんが
どんなことに反応するかを
よく知っているのです
たとえば、
勉強ができること
学歴
人からどう思われるか
容姿や見た目
お金や損得
ちゃんとしていること
お母さんの無意識の言動から
「お母さんの意識してること」を
子どもは感じ取ってますから
「こう言えばお母さんは心配してくれる」
「こう言えば許してくれる」
「こう言えば味方してくれる」
「こう言えばやらないで済む」
そんなふうに、
お母さんから関心を向けてもらえるように
お母さんから欲しい反応をもらえるように
わざと計算しているというより
無意識にやってるのです
なので、
言葉だけを表面的に受け取らず
少しだけ立ち止まってみて欲しいのです
この子は、
どうしてこの言葉を選んだんだろう?
ただ傷ついた気持ちを
わかってほしかっただけかもしれない
自分の中の不快を
吐き出したかっただけかもしれない
素直に話すと
怒られると思ってたのかもしれない
もっと関心を向けて欲しいと
思ってたのかもしれない
寂しかったのかもしれない
大事なのは、
子どもの言葉の背景を観察する
子どもの言葉が本当か嘘か
そこをジャッジせず
その言葉の背景に
何があるのかを見ること
何がイヤだったのか
どんな気持ちがあったのか
何をわかってほしかったのか
そこを見ていくと
見える景色が変わります
「相手が悪い」が本題ではなく
自分の気持ちをうまく整理できずに
そういう形で出ただけかもしれない。
子どもを通して
親の無意識が見えることもあります
子どもの言葉や反応を見ていると
お母さん自身の無意識がわかります
親の意識を
子どもは本当によく感じています
なので、
子どもの言葉を通して
お母さん自身の内側を見ていくことも大切
子どもが素直に話せる信頼関係を
つくるために
子どもの言葉を表面的に受け取って
心配したり、何とかしようとするのではなく
その奥にある気持ちや背景を見ていく
本当は何を感じていたのか。
何を分かってほしかったのか。
どうしてその言葉を選んだのか。
そこに目を向けてもらえることが
子どもにとって大きな安心になるんです
「なんでも話していいんだ」
「本当の気持ちを出しても大丈夫なんだ」
「お母さんは分かろうとしてくれるんだ」
そんな安心が
少しずつ積み重なることで
子どもは親に対して
もっと素直に気持ちを
話せるようになっていく。
子どもの言葉の背景を見ることは
問題を見つけるためじゃなく
子どもが安心して本音を出せる
信頼関係をつくっていくことにもなります
信頼関係は
時間をかけて育てるものです
是非意識してみてくださいね
今日も読んでくださりありがとうございました。
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