自殺者の増加。

ずっと気になっていたこと。


正直あまり突っ込みたくなかった話題。

でも、なんか分かる気もして…


急に記事にしてみようと書きはじめた

山本陽子です。


https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG141IM0U1A310C2000000/


個人の尊厳が危ぶまれる時代、

格差がどうこうと叫ばれる中、

ほぼ横並びの個人間での見張り合い、そして足の引っ張り合いみたいな空気感ただよう社会。


つながりは基本的にネットの中。


リアルな人間関係を大切に作ってきている人にとっては、分断されても大切な人がいるという安心感があるでしょうが、見えない部分に重点をおき居場所を作ってきた方にとっては、どうなんでしょう。


生きる希望にも、死ぬ理由にもなるのが

ネットの世界な気がしています。





『自殺をしたい』

そう思うことは、

わたしは自由だと思っています。

 


それは私が過去に

自殺を選ぼうとした過去があるからで

自殺をしたいと感じる

その絶望感がわかるから。

 

 

でも、

過去に選択をしようとしたことがある分

どんな影響がでるかも経験しています。

 

死んだら終われるのは本人だけ。

(エネルギー的に言えば、自殺って、めちゃくちゃご先祖様に対して失礼な行為であって、とことん目に見えない力ぐちゃぐちゃになります…)



あの頃からもう20年ほど経ちました。

振り返りながら

今の自分にも寄り添いながら

書いてみようと思います。

 

 

まず、今の私が思うのは、

自殺も他殺も殺人だということです。


他殺は逮捕されて、散々コテンパンに社会から罵られますけど、自殺も人を殺すという意味では殺人ですよね。同情されるのって、本当に違うと思う訳です。

でも、自殺した人も自殺未遂の人も、そこに巻き込まれたカタチの親族も、そんな風になんて思えるはずもなく…。

 (親族からしたら巻き込まれた感覚でしょうけど、どんな場合であれ、関係性関連性はあると思ってます)



自殺したい精神状態のときに他人のことなんて思えません。死ぬことしか考えられないんですよね。

 

わたしが死んだとしたら、

家族は悲しみや苦しみ、罪悪感、憎しみ、

いろんな感情と向き合うことになるでしょう。

他人からの心無い噂もつきまといます。

あることないこと言われるかもしれません。

あなたは死ねたらラクになるだけかもしれませんが、残された人は地獄を生きることとなります。



わかりますよ、まっただ中にいる時には、

家族のことなんて考えられない。

周りなんて全く見えません。

そんなあなただからこそ死を選ぼうとしてるってこと、私は経験者としてわかります。

 

 

「どうして?なんでそんなことをしたの?」


家族は、死んだ人を責めたくなったり、責めているそんな自分を責めたりと、おそらく無限ループに引きずりこまれます。

 

どんなに情けない自分だとしても

どんなに生きている価値が見いだせない自分だとしても、生きていてくれるだけで家族はそれでいいんです。


 

口ではお前なんて死ねばいい。

そういわれたとしても、

本当に死なれたら家族はどれだけ苦しむでしょう。

 

家族を自死で失った方と

話をしたことがありますが、

私はその方を目の前にして

謝ることしかできませんでした。


「そんな生きるなんてことを考える余裕がなかった。本当につらい思いをさせてしまってごめんなさい。」

 

そう、なくなったかたに代わって

ご家族に伝えることしかできませんでした。

 

 

死ねなかったパターンが私です。

死ななかったら家族は悲しまないのかというと

うちの場合は、本人以上に家族の精神が死にました。

 

どうしてこんなことになったのだろう。

なぜここまで気づけなかったのだろう。

どうしたらこの道からそれることができるんだろう。

 

家族はそれぞれの中で

もんもんと自分を責め、くわだてた本人を責め、また自分を責め…

 

私はとても長い時間が経った後に、

わたしはあの時、家族みんなも一緒に殺したも同然なんだということに気づきました。

本当にずいぶん経ってからのことでした。

 

自分自身は必死でしたから

生き残ってしまったからには

何かしらつかみたいと

わからないなりにも、

自分自身に向き合うことを

とことんしてきました。

 

自分の生きている意味ってなんなのか。

自分は何をさせていただけばいいのか。

どうしてここまでしても死ねないのか。

 

その矢印を自分自身に向けることができただけでも、自殺未遂はよかったのかもしれません。

 

そうやって、

自分は自分自身と少しずつ仲良くなってきましたが、


ゆっくりでも成長してきたわたしに対して

家族はあの時のまま時が止まったような生き方をしていました。

 


自分が元気になればなるほどに

その止まったままの家族が目につくようになってきて、それで気づいたんですね。

 

自殺は家族皆殺しにするようなもんです。

 


いただいた命を自ら断つという選択の

重たさは、残された家族や自殺未遂をした本人にしかわかりません。

 

わたしにとっては

後もかなりの苦悩でした。



 

 

ここ最近、若い方の自殺が増えているということを聞きます。本当に心が苦しいです。

 

きっと、私が若かった頃よりも

もっと厳しい社会環境だろうと思います。

 

 

でも、なんとかとどまってほしい。

命をつなぐ選択肢をどうか選んでほしい。

 


自分で命を絶つその選択の重たさを、

どうかどうかわかってほしいのです。

 

 

あなたの命は

本当に貴重な貴重なもので

奇跡のような確率でここに降り立ったものなんです。

 

いまのその苦しさ、

いまのその虚しさ、

どうか抱えたまま前に進むことを

泣きながらでも

怒りながらでも決めてほしい。

 

今死ななくても、どうせいつか皆死にます。


逃げるための

楽になるための死、

それを選ぶのを待ってほしい。

周りや、そして生き残った場合は

あなた自身も苦しい現状がまってます。



ひとつ、私があなたに伝えたいことは、

あなたは愛されています。

ということです。


愛されているから、

この世にいま生をうけて立っています。


 

そして、

まだ会ったことのない誰かが

あなたのことを求めています。

 

 

そんな馬鹿なと思うでしょう。

 

でもね。

ほんとうです。


人は、人との出会いでしか変われません。



 

わたしは、後に結婚しました。

そして、私は3人の子どもを授かりました。


みんな本当に心から私のことを愛してくれています。あの当時の私には、こんな私を愛してくれる人がいるなんて、考えることができませんでした。

 

きっと私が命を軽んじることができないほどに

溺れるほどに愛してやろうと決めて、うちの子どもたち3人は来てくれたんだなと。

そう思うことがたびたびあります。

 


時間は未来から流れています。

 

あなたを愛する人々が

未来に待ってくれている。

 

今あなたがその命を放棄してしまったら

あなたを待っているその人たちが、

あなたに会えなくなっちゃうから。

 


真っ暗闇の中、

今、生きているあなたをギュッと自分の腕で抱きしめてみてください。


自分で自分を、ギュッとしてあげてください。


本当に、わたし、よく頑張ってる!!

そう呟いてあげてください。


 

その闇の先にはかならず

あなたの光の世界の入り口がある。


それを信じてみてくれたら

わたしはすごく嬉しいです。


会ったこともないあなただけど

似た苦しさを味わったことのある人間として、

ぜひもっと幸せになってほしいなと、

そう心から祈っています。

 

 

どーせ騙してるんじゃろー

そんなに言うなら騙されてやろーか、

そのくらいで

信じてみてくれたらうれしいです!