―――昼下がり。住宅街。
托鉢帰りのジャンジャン和尚。
👉鉢、カラ
👉顔、やや疲労
「本日は……なかなかの静寂でありますな……」
そのとき——
スッ……
自販機。
白いボディ。
光るラインナップ。
👉ピタッ
「……これは……!」
そこにあったのは——
DyDo・新食缶 バスクチーズケーキ
👉ポチッ
👉ガコン
「癒しであります!!」
プシュッ……
👉ゴク
ピタッ。
「……?」
👉もう一口
ドロ……
👉停止
「……水分ではないでありますな……?」
👉さらに一口
ドロロ……
「潤わぬ!!
全く潤わぬであります!!!」
👉むしろ口の中が濃厚化
「これは——」
👉遠い目
「プリンでもない……
チーズでもない……」
👉静かに結論
「“満足感だけが先に来る罠”であります……」
👉空缶
👉まだ半分残っている
👉見つめる
👉一拍
「食べ物が液体のフリをしているであります!!!」
👉数分後
👉ベンチでぐったり
👉空缶
「……満腹であります……」
👉喉カラカラ
「……水……」
👉空缶
👉スッ……
ポイッ
👉振り返る
「……また買うかもしれないであります(買わない)」
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