ある春の日。ニャン寺。
桜、満開。
ひらひら…
メルタン住職
「きれいですねぇ…」
ジャンジャン和尚
「完璧であります!!」
そのとき——
チビ子村長
「……待て」
「もっと良くできる」
即、改造。
・落ち葉ゼロ
・石畳ピカピカ
・花びら均等
ジャンジャン和尚
「整いすぎであります!」
メルタン住職
「自然が消えました」
さらに——
チビ子村長
「足りない」
「満開、維持」
(無茶)
ジャンジャン和尚
「団子も完璧であります!」
山盛り。
メルタン住職
「多いです」
数分後——
ジャンジャン和尚
「……うっ」
停止。
メルタン住職
「早いです」
その瞬間——
ビュオオオ!!
ドサァァァ!!
桜、全散り。
チビ子村長
「……やりすぎたか」
メルタン住職
「全部です」
ジャンジャン和尚
「団子もであります…」
コーン……
トラ住職。
一言。
「花は半開を看、酒は微酔に飲む」
メルタン住職
「ちょうどいいが一番ですね」
トラ住職
「満ちすぎれば、崩れる」
ジャンジャン和尚
「団子もでありますか」
トラ住職
「特にだ」
風。
少し残った桜、ゆれる。
ジャンジャン和尚
「二本でありますか…」
トラ住職
「一本だ」
ジャンジャン和尚
「……厳しすぎるであります」
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