そのとき。
レン君。
残っていたパンを、さらに半分にちぎる。
トラ住職の前へ。
「住職もどうぞ。」
ジャンジャン和尚、驚愕。
トラ住職、少しだけ笑う。
「……では、少しだけ。」
三人で食べる。
春の風が通る。
ジャンジャン和尚、しみじみ。
「住職。」
「なんでしょう。」
「修行って……美味しいですね。」
トラ住職。
「それは珍しい悟りです。」
レン君。
「じゃあぼく、毎日悟ります!」
トラ住職。
「ほどほどに。」
我他彼此とは?
「自分・他人・そしてその間に生まれる関係」
今回の例なら:
• レン君 → 与えた人
• ジャンジャン → 受け取った人
• トラ住職 → 気づきを与えた人
そして――
パンを通して三人が“つながった”。
それが「彼此(お互い)」です。
一言で言うと
幸せは、分けた瞬間に“自分だけのもの”ではなくなる。
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