セラピーの名前に困っている
アートセラピーだと、何だか一般的にはとっつきにくい。
私、絵は苦手ですから・・・って言われるし。
かたや、バウムテストのような絵画分析や、風景構成法・箱庭療法とかをイメージすると、
ますます私の思う「表現」とは少し遠のくような・・・![]()
かと言って「表現セラピー」と言うと、
ナタリー・ロジャーズが設立した表現アートセラピーとも混合してしまうし。
じゃぁ、カラーセラピーかと言うと、
う~ん・・・今やオーラソーマ等の数々のボトルやカードが主流だからなぁ。
それも違うような・・・・![]()
困ったぞ。って事で常に名刺には「セラピスト」としているんだけど、
結局、エステやアロマと間違われる
ジャンルって難しいな。
そうそう最近生徒さんから「あーどセラピー」とネーミングしてもらい、秘かに嬉しかった♡
セラピストのあどです(笑)
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さてそのセラピーの話。
個人セラピーを行う際、カラーカードを使う事もあるし、
簡単な絵や線を描いてもらう事もある。
画材道具は、クレヨンであったり、水彩絵具であったり、
パステルであったりその都度変える。
カラーカードだけだと、話のきっかけ作りには便利いいが、
いざクライエントの気持ちが表面に出てきたって時に、言葉でコンタクトを
取り合わなければならないのが、時々障害となることがある。
そういう時は画材を使って、手を動かし五感で感じながら気持ちを
掃き出してもらう方が、するする~っと気持ちがほぐれ、
想いが芋づる式に出てきやすい。
自分の思いもよらない気持ちや、胸に抑えてた気持ちを吐き出す(掃き出す?)時に、
セラピストと対面で言葉に出すって、大層勇気いるやろって思う。
言葉が下手なら尚、労力いるはず。
画用紙は人と目を合わせるより、やさしい。
ぐるぐる~って描いたり
ぐしゃぐしゃにしたり
まっすぐ描いたり
塗りつぶしたりしているうちに
あ さっきこの色塗ってこう思ったけど、だんだんこうしたくなってきた
とか
ここにこの画材を使って塗っていいですか。とか
クライエントの心の中は嵐のように展開していく。
ついさっきまでは、
何色でも同じ。
何をしていいかわからないし、
何を話すのかもわからないって言ってたのに。
一旦、「色彩」で扉が開くと、そこは大雨・風・怒涛のような心模様。
セラピーで大事なことは、
その嵐を展開し、好転させ、終結させるクライエントの自分の人間力と、
セラピストがそれを信じて寄り添う心。
その嵐を思う存分巻き上げさせ、大雨が降りつくし、風が止み、その嵐が過ぎた後、
心に撒き散った残骸を、どう掃除するかもとても大事だ。
その嵐のさ中で、何を気付き、どう感じたのか。何を見たのか
それを「感じた」だけで終わらせないで、他者に伝える、言葉で表現する、
外に現実のものとして掃き出す力が試される。
それが「感じる」ことと「実現する」ことの違い。
アートや表現やカラーセラピーは、言葉に出来ない想いを、表現によって汲み取るセラピー。
私も勿論その手法を信じている。
けれど、それだけで終わってしまっては、結局何も解決していなくて、
まだ出しきれてなくて、そこから一つ「実現さす」ことがセラピストの大きい役目だと思う。
結局そこから逃げると何も解決していない。
最後は自分のお腹から喉を通じて発した言葉で、終結する。
「終われます。」とのクライエントの言葉と共に。
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