昨日「ペットのためのハーブセミナー」に出席してきました。
 
Herbs for Petsという本の日本語訳が以前発売されたのですが、その著書グレゴリー・L・ティルフォード氏が講演のために来日されるとの事で、とても楽しみに待っていました。
 
この本はホリスティック医療に関わっている方、また家族の一員である動物達の為になるべく自然なもので健康を保ちたいと思っていらっしゃる方には、とても勉強になる本です。ちょっと分厚くて重いのですが、とても詳しく書かれていて、人間にも充分応用出来る内容です。普段からハーブ、アロマセラピー、ホメオパシー、フラワー・レメディに慣れ親しんでいらっしゃる方にはお勧めです!
 
さて講演の内容は・・
 
1. ハーブの薬理作用
2. ハーブ治療の実践~使い方と臨床応用~
3. メディカルハーブの用い方~調合の仕方、投与量、安全性について~
 
と、どちらかと言えば専門家向けの講義でした。
 
あまりにも濃い内容でとても全てを記す事は出来ないのですが、いくつかの点をお話ししたいと思います。
 
まず以前のブログにも書いた様に、バラエティに富んだ質の高い食餌を与える事!
これに勝るものは無い様です。
 
質の良い生肉をあげてください、との事(犬猫など)。それによってハーブが効果的になるそうです。
 
体調を崩した時に免疫活性効果を期待してエキナセアを使う方も多いと思いますが、それより栄養改善をする事の方が大切です。ファスト・フード漬けの生活を送っていたり、栄養不良、長い闘病生活を送っている生物にエキナセアを与えた所で、効果は期待出来ません。他のハーブも同じです。まずは食餌で栄養改善することが先決です。
 
驚いた事は、ペット・フードが何から出来ているかと言うと・・・・・
人間用の食べ物には出来ないスクラップになったものが使用されているなら良い方で、安楽死させた動物が使われている事もある様です(米国)。かなりショックです・・・
 
良い食餌にサプリメントは有効ですが、安い食餌+サプリメントは意味が無く、返って病気を悪化させてしまうそうです。
 
人間も動物も素材を生かした手作りの食餌or食事がベストなのですね。
 
現代医学で処方されるお薬は、植物の持っている成分の一つを取り出し強化したものが多くみられます(約40%)が、アロマセラピーで使われる精油は植物全体から抽出する事により、科学では解明出来無くても微量な成分の組み合わせにより薬理効果を生み出します。ハーブも全体(ホールプラント)を使用する事で効果を発揮します。
 
ハーブや精油は身体に優しく働きかけますが、その中の一つの成分だけを抜き出した医薬品は身体のある一部分の働きをシャット・ダウンさせます。現代医学では病名を判断して治療を始めますが、ハーブや精油は症状を緩和させます。病名は重要ではありません。
 
通常医療の理念でハーブを使用すると、医薬品程の効果は期待出来ませんが、ホリスティックな理念を持って使うと最大限の効果を発揮してくれます。病気をやっつけるのではなく、健康な状態に戻す目的で使用するとハーブの効果が最高となるのです。
 
普段疲れた人間を優しく癒してくれる動物達・・人間の為に働いてくれる動物達・・
古代からずっと続く関係に感謝を込めて、もっと待遇を改善すべき時が来ているのではないでしょうか・・
 
全ては一つ・・全ての生き物が幸せに暮らせる環境を守っていかなければなりませんね。