愛と不安 | 量子論と脳科学ベースの引き寄せ理論

愛と不安

今日は、選択と判断の基準について
お話したいと思います。

仕事をしていると、
日々判断と選択の連続ですよね。

毎日の仕事にしても、

「どれから先に手をつけるか」
「誰に何を頼むか」
「どのプランを選ぶか」

などなど、常に何かを判断し、
選択している筈です。

で、判断や選択をするとき、
どういう基準で行っていますか?

当然、仕事の重要性や緊急性が
重要な基準になると思います。

それは間違いではありません。

でも、実は、
それだけでは足りないんです。

もう一つ、
是非あなたに身につけて頂きたい
重要な基準があります。

それは、

「愛」と「不安」

です。

「愛と不安って、なんのこと?」

具体的に言いますね。

例えば、仕事をやるとき、

「これをやらないと上司に怒られる」
「出来ないとダメな奴という烙印を押される」
「競合がこんな機能入れたからうちも入れないと」

と考えて行う仕事が
「不安」により選択する仕事です。

その反対に、

「これをすると皆喜ぶ」
「会社の業績アップにつながる」
「お客さんが喜ぶ」
「自分がワクワクする」

と考えて行う仕事が「愛」です。

「自分がワクワクする」

を入れたのは、
それが自分に対する「愛」だからです。

「小森さん、なんか甘っちょろいこと言ってますね」

そうかもしれません。

でも、私の経験上、
「愛」で仕事のプライオリティーを
決めていた人は、結果的に凄く伸びてます。

そういう人は、
特定の会社や組織に属さなくても、
やっていける人になっています。

いわゆるプロフェッショナルです。

その一方、

「不安」で仕事を選択し続けた人は、
上司や周りの顔色うかがいが多くなり、
結局、その組織でしか生き残れない
人になっているパターンが多いです。

また、「不安」で仕事を選択し続けると、
顔の表情に生気がなくなり、
病気がちになる人が多いです。

「誰にでもあてはまる真実か?」

と問われれば、

「わかりません」

としか言いようがありません。
あくまで、経験上の話ですから。

でも、ちょっと視点を変えて
考えてみましょう。

不況下でも
顕著な業績を上げている企業って、
どんな企業があります?

例えば、アップル。

この不況下にも関わらず、
大幅な増収増益です。

アップルの製品は、
カッコイイし、使ってて楽しい。

常に期待を超えた何かがある。

そこに顧客は喜び、感動する。

顧客に喜びを提供し、感動させることは
「愛」だと思います。

顧客を喜ばせたい、アッと言わせたい、
という思いは「愛」です。

つまり、「愛」を基準に商売をしている企業は
負けない。

圧倒的な強さを発揮するんです。

私はそう思います。

彼らが定石どおりのマーケティングを
しているとは思えません。

当然多少はしているでしょうが、
どうすれば顧客の期待を超えるかに
焦点を絞っているでしょう。

かつてのソニーもそうだったと思います。
何か他のメーカーとは違う切り口、
デザイン、コンセプトの商品が
いろいろと出ていた。

でも、今のソニーにその魅力はほとんどない。
日本人として悲しいことですが、
これはまさに、企業活動を
他企業との競争と捉えているからだと思います。

他企業との競争は、まさに「不安」です。

あの企業に勝つためには
こうしなきゃいけいない、
この市場を奪われないようにするためには、
こんな商品を出さなければならない。

大企業になればなるほど、
MBAホルダー等の頭でっかち多くなり、
そこで学んだ定石通りの企業戦略を
取りがちになる。

いわゆる、
MBAなどで教えるマーケティング理論は
戦争をモデルにしているモノが多いです。

「戦略」っていう言葉を使っていること自体、
すでに戦争ですよね。

で、戦争は相手にいかにして打ち勝つか
ということ。

つまり、「不安」をいかに払しょくするか
と言うこと。

そうなると、
皆「不安」を払拭する戦略になり、
似通ってくるのは当然の帰結ですよね。

もちろん、消費者の動向や嗜好の変化を
リサーチしながら製品開発をし、
マーケティングをしているとは思いますが、

恐らく、そこには
「顧客を喜ばせたい、アッと言わせたい」
という「愛」はない。

「愛」はない、と言ってしまうと
言いすぎかもしれませんが、
恐らく「不安」よりも割合は少ない。

競合に市場を取られないようにしなければ、
という「不安」の方が確実に大きいと思います。

あなたの会社はどうですか?

ここでの「愛」を
もう少し解りやすい言葉で言うと
「顧客志向」かもしれません。

「顧客」と言っても、実際に商品を
買ってくれるお客さんだけでは
ありません。

そこにはあなたの会社、同僚、上司、
部下、友人、家族、そしてあなた自身も
含まれます。

あなた自身も含め、誰かを喜ばそうとして
やる仕事は楽しい。

楽しいと頑張るので成果が出やすい。

成果が出ればさらに楽しくなる。

だからまた余計に頑張る。

これを繰り返していると、
いつの間にか、
すごいレベルになっている。

結構、単純な理屈です。

反対に、

「不安」が仕事の基準になっていると、
いつも「仕方なくやる」という
感覚が付きまといます。

「仕方なくやる」仕事は
楽しくないですよね。

楽しくないから頑張れない。
もしくは頑張りが長続きしない。

だから成果も出にくい。

成果が出ないから、
余計に楽しくない。

まさに「負のサイクル」です。

「小森さん、そんなこと言ったって、
愛で選べる仕事なんてないですよ」

確かに、一見はそうかもしれません。

でも、「不安」による仕事を
「愛」に変えることは出来ると思います。

愛というのは何も他人にだけ
与えるものではありません。

自己愛もあるんです。

自己愛、すなわち、
自分が楽しい、ワクワクする仕事です。

そういう風に思えない仕事でも、
「どうすれば楽しくなるか」
を考えるんです。

ここはあくまで自己中心的に、
どうすれば面白くなるか、
ワガママに考えるんです。

考えるポイントとしては、
「常識」や「当然」と
思われている部分です。

「常識」や「当然」と思っている個所は
決して真実ではありません。

そして、

「面白くなる工夫」を考えついたら、
そうすることのメリットと、
そうしないことのデメリットを
一生懸命考える。

そうやって考えついたことは、
結局、会社全体の為になることだったり
するんです。これが。

そうなると、
上司の理解も得られ、
仕事が楽しくなり、
おまけに企画力もつく。

いつの間にか、
あなたは会社でも指折りの
アイディアマンになっているかも
知れません。

やっぱり同じ仕事するなら、
楽しくなければ損ですよね。

人生は一度きりですし、
思っているよりずっと短いです。

人生の大きな部分を占める仕事を、
「愛」で選択しますか?
「不安」で選択しますか?

私は「愛」で選択することを
強くお勧めします。

それが結局あなたの為になり、
ひいては部署の、会社全体の
為になるんです。

「愛」を基準に仕事を選択しましょうね。