インテリアコーディネーターも失敗する

 

 

小さな家で

家族の「心地いい」を叶える

インテリアコーディネーター 島村知子ですにこ

 

 

 
先日の丸の内インテリア散歩で
自宅の玄関用ミラーを探しに〜
と書いたのですが。
 
 
 
今も玄関入ってすぐ
左手側に鏡があります。
 
 
玄関のミラー
 
 
高さ180cmの全身が映るミラー。
玄関で靴を履いた後に
靴も含めてファッションチェックできます。
 
 
ここの壁が幅30cmなので
ここにはまるスリムな鏡を探しました。
 
 
ところが
買って失敗 えーん
 
 
インテリアコーディネーター島村知子
 
 
何が?
どこがダメ?
と思うでしょ?
 
 
この鏡、
フィルムミラーなのです。
 
 
フィルムミラーとは
舞台の大道具などでも使われる鏡で
フィルムなので割れません。
 
 
だから
震災時にも割れる心配がなく
玄関などの出入口に置く鏡としては
優秀なのです。
 
 
鏡の破片の心配をせず
安心して脱出経路を確保できるから。
 
 
そして、何より軽いから
持ち運びも楽々できます。
 
 
これがフィルムミラーのメリット。
 
 
すごく良さそうでしょ?
 
 
フィルムミラーはゆがみます
 
 
フィルムだからね
押すとこうなる。
*良い子はマネをしてはいけません
 
 
フィルムミラーは
使ったことがなかったので
今後、お客さまにご提案する
選択肢を増やすためにも
使ってみようと思いました。
 
 
でも、でも
残念ながら
うちには合わなかった チュー
 
 
フィルムミラーの
デメリットが出てしまいました。
 
 
それは
フィルムミラーがゆがんだ
 
 
フィルムだから
強い力で押すと傷がつく。
 
 
この写真で伝わるかな?
玄関ドアのドアノブあたりが
歪んでいるのが。
 
 
子どもが
玄関でよろめいて
おっとっと、、、
と家の鍵を持ったまま
鏡に手をついたら
傷がつきました 笑い泣き
 
 
悪気があったわけじゃないし
どうしようもない。
 
 
フィルムミラーは
フィルムという繊細な材質なので
一般の鏡を磨くようなお手入れはできません。
 
 
さっと埃を払う程度。
 
 
使ってみてわかったのですが
材質に気を使いながら
さっと払うより
ガシガシ磨く方が性に合っていたようです。
 
 
インテリアコーディネーター島村知子
 
 
毎日、鏡を見るたびに
歪んだ自分にご対面も
朝からうれしくない。
 
 
と言うことで、
今度はフィルムミラーではなく
普通の鏡を置こうと思います。
 
 
先日、やっと
ここにはまる
素敵なスリムミラーを見つけまして
注文できました。
 
 
玄関のミラー
 
 
新しいミラーは大雪木工さんの
ノールリスミラー。
 
 
ウォールナットが
柔らかく弧を描く木製枠のミラーにしました。
 
 
受注生産だったそうで
まだしばらく来ないけど
旭川の工房で今、作られています。
 
 
今度はガシガシ磨くぞ!
 
 
結論
 

フィルムミラーは
子どもが小さいなど
強い力で触る
可能性がある場合
心して使え!

 

 
子どもの手が触れない
よろめいても手をつかない
高い位置に置くのにはいいと思います。
 
 
インテリアコーディネーターも
こうして自邸では失敗します。
 
 
それは好奇心から
まず使ってみる人が多いから。
 
 
お客さまにおすすめする時に
自分が日常的に使っているものほど
確信を持っておすすめできるものはありません。
 
 
おすすめするだけじゃなくて
合う、合わないを見極めるのも
使ったことがある
と言うのが1番早くて、
説得力がある。
 
 
もちろん、毎日の生活の中で
何でもかんでも
全部試せるわけではないけれど
機会があれば
こうして実際に使ってみる方が多いです。
 
 
私が憧れる住育の家の
宇津崎せつ子さんは
リフォームの度に
ガスとIHを交互に設置して
お試しされています。
 
 
キッチン
 
 
私もきっと役に立つからと
色々試してみるタイプです。
 
 
インテリアコーディネーターって
知識があればいいわけではなく
一生活者として
どれだけ暮らしに興味があるかに
尽きると思うのです。
 
 
その上で知識を持って
提案するチカラがあること。
 
 
もちろんお客さまの家では
失敗しないように、
自邸で試します。
 
 
ホテルやレストランの
インテリアもすごく参考にしています。
座った椅子の高さを急に計り出したり(笑)
 
 
フィルムミラーの教訓
拾えるところがあれば
幸いです。