昨日のこと。
早く帰って来たオットと
窓を開けたまま夕食を食べていると
オットが突然
「あ、ネコがいる」
と、言いました。
我が家の小さな庭の向こうは
ネコの通り道になっているようで、
時々、ネコの薄茶いろの背中が
移動しているのが
フェンスを通して見えます。
「ふーん」
と、何の気無しに
私も庭を見ると
確かにフェンスの向こうに
薄茶色のネコ。
そして、なぜか、
2羽の鳥が
その側で鳴き続けているのです。
食事が終わっても
その状態だったので
窓の近くまで行って…
いつもと違うことに
気づきました。
ネコも鳥も
人間が近くにいるのに
逃げないのです。
そこには、緊迫した空気が漂っていました。
ネコが動くと
威嚇するかのように鳥が鳴き、
時折、地面に降りては
また、フェンスに戻ります。
その様子を見て、
気がつきました。
何か大事なモノがそこにある。
それは、小鳥でした。
どうして、そこにいるかわからないけれど
フェンスの向こうの地面に
小鳥が落ちているようです。
ネコは、落ちた小鳥を狙い
鳥達は、それを阻止しようと
威嚇していたのです。
オットが外に出てみると
確かに小鳥が落ちていて
まだ、動いているとのこと。
(私は見たくない気持ちがあったのか
どれが小鳥か、わかりませんでした)
それで、オットが
ホースで水を撒いて
ネコを追っ払い、
遠くでじっとしていた
ネコがいなくなった様子を見て
家に入って
シャッターを閉めました。
これが、余計なことでした。
フェンスの中は我が家の管轄だけど
フェンスの外は、自然なのです。
自然の中で起こることに
人間は関与しては
いけない
…と
以前、自然団体の方に言われたことを
思い出しました。
ネコが小鳥を食べるのは
ネコが生きるため。
ネコを追っ払っても
おそらく怪我をしているだろう小鳥は
やがて死ぬ。
親鳥が怪我した小鳥を
巣まで運ぶことは
どう考えても不可能です。
…後悔。
あの小鳥、あそこにずっといるよね。![]()
今朝、オットが見ると
小鳥はそこで死んでいたそうです。
ネコは死んだ鳥を食べるのでしょうか?
気がつくと
昨日の親鳥が
エサを口に加えて
フェンスの所に止まっていました。
親鳥の愛に
とても胸が痛みました。
でも、やっぱり、後悔。
ああ、余計なことをしてしまった。
一時の感情で
ネコを追払ってしまったけど
この死んだ小鳥、
誰が片付けるの?![]()
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生き物が死ねば
朽ちていくのは当たり前。
そのまま土に還ってくれれば
良いけれど
コンクリートの上では
土に還ることもできません。
死んだ小鳥を拾い上げて
ビニール袋に入れて
捨てる…
後悔先に立たず
…。