今日は2回目のブログ。
本当に大変な人は、たんたんとしている
という、ことを思い出したので・・。
20年以上前の話だけれど、
6人部屋の病室で、2日後に死を控えた祖母のそばに座っていた。
祖母は目をつぶり、少し苦しそうにでも静かに小さく、はぁはぁと息をしていた。
もちろん、2日後に行ってしまう・・なんて、本人も私も知らない。
でも、その時、わかっていたのは、もう死期が近いということ。
私は、親から知らされていたし、
本人も77歳だったけれど、5年ほど入院していたので、
リウマチや肺が3分の1くらいしか使えていないことからくる、痛みや苦しさの度合いから
そろそろお迎えが来ることはわかっていたようだった。
隣のベッドには、前の日に救急車で運ばれて来たおばあさんが寝ていた。
苦しそうにうなりつづけ、看護婦さんにしきりに何かを訴えていた。
カーテンの向こうは、なんとなく、騒がしかった。
私は、その声や音を聞きながら、本当に死に近い人の方が静かなんだな・・・と、思った。
なんだか、隣のおばあちゃんが
「この病室で一番大変なのは自分よ!私は今にも死にそうなくらいに苦しいんだから!」
と、アピールしているかのように感じて、変な気がした。
そして、
「きっと、うちのおばあちゃんが死んだら、
今の自分より本当はもっと大変な人がいたんだって知って、
このおばあちゃん、騒いだことを恥ずかしく思うんだろうな」
なんて、考えていた。
なぜ、そんなことを思い出したかというと・・・
今の自分がそのおばあちゃんに重なってしまったから。
自分が子育てで大変だ!とか
仕事でどうしていいかわからない!とか、
黙っていられなくて、メールに吐き出していた。
それは、無意識のうちに、だれかに何かを言ってもらいたいからだったり、
溺れる者がわらをもつかむ・・・みたいにどうしていいかわからなくて
ジタバタして、何かをつかもうとしていたからだったんだけれど、
実は、世の中にはもっと大変な人がたんたんと生きていることに気がついて
大騒ぎした自分が恥ずかしくなったわけです。。。。
ちょうど、あのおばあちゃんみたいに・・。