飛騨古川、続き。
お昼をこのお店でいただきました。
蕪水亭OHAKO。
『ふるカフェ系 ハルさんの休日』でハルさんが来ていました。
外観は大正ロマン風にリノベされたものです。
中は古民家。
扉のところにショーウィンドウがあります。
元は何屋さんだったか、忘れましたが、
当時の名残ですね。
土間があります。町家の造りです。
薬草料理のお店です。
おいしゅうございました。
蕪水亭の屋根はやはりトタン葺きです。
瓦棒つきです。
1階の庇屋根は板葺き。
これは榑葺きだと思うのです。(半榑葺きかも?)
ハルさんもそう言っていたような。
榑(くれ)葺きとは、
飛驒の古い民家というと、合掌造りが有名ですが、
飛驒地方の中央部にあたる古川・国府盆地から高山盆地、
南にかけての農家や町屋は、「榑(クレ)」と呼ばれる板を葺き、
石を置いた切妻造りの建物がほとんどを占めました。
瓦もありましたが、農山村では手の出るものではありませんでした。
榑の材料はネズ、サクラ、カラマツ、ナラ、クリを用いました。
榑材の寿命はおおむね5・6年で、茅と比べてかなり短いものです。
毎年11月頃にはどこの集落でも数軒は屋根葺き替えを行いました。
昭和30年代以降火事に強いトタン葺きに取って代わられ、
現在榑葺きの建物はまったくありません。
そのため、各地にいたクレヘギ職人はほとんどいなくなりました。
※飛騨民俗村 飛騨の里HPより
榑葺きは飛騨の人の生活の知恵と技術で生まれた工法なんですね。
飛騨民俗村では、榑葺き民家が保存されているようです。
残念ながら、榑葺きは庇屋根に残っているぐらいなようです。
これも榑葺きだと思います。
注意して見ると、何軒か榑葺きが見られます。
ここも。
これ↓は、翌日訪れた下呂温泉合掌村で撮ったもの。
合掌造りの民家の2階から外を見てみると、板葺きが見えたのです。
榑葺き(半榑?)だと思います。
地方特有の建築を見るのは楽しいものです。
それが段々、失われていってるのは寂しいことですが、
仕方ない部分もありますね。
保存活動されている人たちには、感謝です。
蕪水亭と同じ壱之町通りにある、
三嶋和ろうそく店。
三嶋和ろうそく店の和ろうそくは、原料すべてが天然の植物性。
そのためススがでにくく風が吹いても消えにくい。
切り口が年輪状なので炎が横に流れることもなく長持ちするという特徴があります。
※岐阜の旅ガイド より
三嶋和ろうそくの特集 和ろうそくで日常に安らぎを もどうぞ。
ショーウィンドウも手間がかかった凝った装飾です。
歴史と、ご主人の和ろうそくへの思いやプライドを感じるような佇まい。
古川には洋館もありますよ。
旧河合療院。
昭和初期ぐらいでしょうか。
ドイツ壁ですね!
2階窓下の装飾はアールデコ調かな。
写真が悪いですが、ドーマー窓がついています。
縦長の上げ下げ窓も洋館らしく、
白く塗られた窓枠は壁とのコントラストがあり、清潔さを感じます。
レトロな型板ガラス。
御用のお方は、ってなんとなく上品だわあ。
手書きみたいな文字ですね。
古川の街並み。
ここ!1階から3階の外壁、板の張り方がそれぞれ違います!
古川祭り、屋台の蔵です。
こちらは清曜台 三之町上組。
その横に、秋葉神社。
私、秋葉神社初めて見たかもしれません。
というのも、Wikipediaによると、
大阪府には秋葉神社って2社しかないんです。
岐阜には多いんですが、愛知はめっちゃ多い!
白壁土蔵街。
洋風の蔵かな。
飛騨古川、いいところです。
ぜひ、おいでください。


























