仮名を書くのは墨汁ではだめですか? | きれいな字が書けるようになり、自分に自信が持てるペン字・書道教室:銀座

きれいな字が書けるようになり、自分に自信が持てるペン字・書道教室:銀座

「人前では恥ずかしくて手書き文字を書きたくない!」って思っていませんか?それ、解決しましょう!
当教室では、ペンの持ち方やお手本の見方はもちろん、宛名の書き方やのし袋の書き方もお伝えしています。明日から、手書き文字が書きたくて仕方なくなりますよ!

こんにちは。

文字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。

このところ体験受講にいらっしゃる方が増えております。

昨日書道の体験受講にいらした方は、漢字にも実用書にも仮名にも挑戦されている頑張り屋さんでした。

ただほぼ自力で毎月の課題を書いていらして、細かいことを教わっていないため、作品を書くのに遠回りをしている印象です。

私たちはもう当たり前になっていることでも、習っていないとわからないことって多いんですよね。



例えば筆の選び方ひとつでも、こういう古典を学ぶときには面相筆、こういう古典には柳葉筆など、書くものによって向き不向きがあります。

また紙も、書道用品店で「仮名用半紙」というものが売られていますから、知らないとそれを買っちゃいますよね。

でもこの「仮名用半紙」って、薄くてやわらかくて線を鍛えるには不向きです。

私が所属している神戸笹波会では、練習のときにロール紙または札帯紙を使用します。

これ表面がつるつるして結構書きにくい!

でもこの書きにくい紙で練習するからこそ、線が鍛えられて、強く張りがある線が書けるようになるのです。

そして墨ですが、

「仮名を書くときに墨汁じゃなくて墨を磨るんですか?」という質問を受けました。

「はい、仮名は墨汁はありえません!」

仮名は墨色も作品の良し悪しの一つの項目です。

きれいな墨色は墨汁では出せませんし、書いているときの伸びが全く異なります。

伸びが良い墨だから、渇筆(かすれた部分)になっても細くて強い線が引けますが、伸びないとガサガサに乾いて、細くて美しい線は引けません。

そしてただ磨れば良いというものでもなく、墨は女性や病人に磨らせると良いと言われています。

女性や病人だと力がないので、ゆっくり時間をかけて優しく磨れる→粒子が細かい墨ができる→伸びの良い墨になり美しい線が書きやすいという論理です。(あくまで例えなので、女性でも力強い人もいますが・・・。)

だから急いで大根おろしをするように、がりがり磨ってはいけないのです。

たかが墨されど墨・・・作品の出来栄えに関わる重要なものなのです。

こちらの教室では、こういう基本的なことから学べますよ。