昨日は両親と母のお友達を連れて、日展に参りました。
私の作品は3階の第7室。
休憩室を兼ねているため、作品の前に長椅子があります。
普通ならところ狭しと作品が並び、写真を撮るのも作品を見ている他のお客さまの邪魔にならないように・・・と気にするところ、堂々と椅子に座って作品を見ることができます。

母のお友達も色々な作品をゆっくり座って見ることができて、とても喜んでいました。
仮名の作品を見ていて質問されたのですが・・・
「墨は書いててなくなったらつけるの?」
みなさんも書き始めに墨をつけ、なくなったら墨を足すとお思いですか?
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はい、不正解!
墨はつけたいところでつける!
逆に墨がなくなるのも自然ではなく、つけたい場所で墨をつけるために、計算して墨をかすれさせているんです。
書いているそばにはティッシュをいつも置いておき、少しずつ墨を取りながら書き、ここぞというところは、ティッシュにグリグリして墨をなくしています。
そして最大限渇筆(かすれ)にしておいて、墨をつけるんです。
墨をつける場所は、その作品で目立たせたいところです。
墨付けの位置がみんな行頭になったり、行尾になったりしないように、こことここと・・・と、良い感じでバラバラになるようにデザインを考えて位置を決めています。
だから「素敵だなー・・・」と思う作品は、墨付けの位置のバランスが良くて、見ていて気持ちが良い物なんですよ。
日展も今度の日曜までで東京展は終了します。
あなたも国立新美術館に見に行ってみませんか?