さっき、、、
と言っても数時間前だけど

マンションの向かいの棟に
救急車が来ていた

向かいなので
うちの真ん前



救急車の音

ダメなのよえーん

だって
夫が亡くなる1ヶ月ほど前に
私が呼んだから


それで一気にフラッシュバックが悲しい

心の整理をつけるために書かせてください





ガンの治療のあと
夫は身体の痛みをうったえていた

最初は
大変な治療の後だから
もともとあった腰痛が悪くなっただけだと
夫も私も思っていた

整形外科やペインクリニックや整体など
あちこち行っても良くならない

腰痛ベルトや湿布、飲み薬などで
ちょっと良くなった時もあったんだけど

またすぐ悪くなって

そこからは
坂道を転がるように悪くなる一方

痛みの原因は何なのか
どうしたらいいのか
もう私には分からなくなっていた


これは後から
全て転移のせいだったと分かるのですが

原発のガンは消えたのに
治療が終わってすぐの
こんなに早くに転移するなんて
考えもつかなかったのです


股関節に骨転移していたため
痛さからだんだんと歩けなくなっていた

我慢強い人なので
ギリギリまで頑張っていたけれど

家で過ごした最後の方は
トイレに行く時以外は
ずっと椅子に座ってる状態

横になる事も辛かったので
数日はずっと椅子に座っていた

ずっと座っていると
足がすごく浮腫むのですね

身体の痛みばかりに気を取られて
その時は気づかなくて

なんでこんなに浮腫むんだろう
なんて思っていたけど

エコノミー症候群

だったんだと思う



当時の私は
午前中の数時間だけ
仕事に行って

帰ってきて
一緒にお昼ごはんを食べて

夕方に買い物に行って
ってしていた


その日
買い物から帰ると

夫が胸の痛みを訴えて叫んでいる

尋常じゃない叫び

震える手で救急車を呼んだ


これも後から考えると
エコノミー症候群だったとしたら
血栓が胸に飛んでいたのかも知れない

そのせいで亡くなった可能性もあったよね
と思うとゾッとする


ほとんど歩けない
食事もだんだん出来なくなってる
痛さを我慢しすぎたからか鬱も出てきて
強い痛み止めのせいでせん妄も出だして
時々、話が合わなくなっていた

もう私がみるには限界が来ていたと思う

後から考えたら
こうしておけばって
いっぱい思うけど

なんて言うんだろ

来る波に飲まれて
ただ必死で もがくのみだったと

そんな表現がピッタリなように思う



救急車を呼んでる間ずっと
夫は痛さで叫んでいた

それは電話越しにも聞こえていたようで
尋常じゃない様子は伝わっていたようだ

たまたま近くに救急車がいたみたいで
到着は早い方だったと思うけど
来るまではヒヤヒヤしていた
私がパニックになったらいけないと
必死で落ち着こうとしていた

救急車が来る前に
胸の痛みは治まり、
お互いにエッ?ってなって

あんなに痛がってたのに大丈夫なの?
救急車呼んだけど

って言ったら

じゃ、その前にトイレ行く
って言って
そのままトイレに立て籠もり不安

心配になって
何度も声をかける

そうこうしてる間に
救急隊の人が来て
トイレから座った状態で担がれるという

そんなこともあり不安


ガンの治療をしたことを伝えて
治療した病院へ向かってもらった


病院に向かう救急車の中では
夫はすごく落ち着いた様子で

私に向かって

「ここまでしてくれる人はおらんわ。感謝してる」

ってえーん

泣きそうになりながら

「そんなん当たり前やんか」

ってグッと涙をこらえる



病院に着いて
それまでの経緯を説明

最近の検査結果から
全身に転移がある事が判明

そのまま救急病棟へ入院となりました

ストレッチャーに乗せられ
病棟へ向かう時の夫の顔

えっ⁈ここで いくちゃんと離れるの⁈
一緒に家に帰らないの⁈

そんな顔だった

ごめんね。。。

書いたように
私がみるには限界だったと思う

入院になってホッとしたけど
はりつめた気持ちがプツッと切れた
一気に力が抜ける

ひとり家に帰ると
ヘナヘナと座り込む

夫がいなくて寂しい


で、またここから
怒涛の日々が始まるわけですが。。



そんな事から
救急車の音には
敏感に反応してしまうのです

出来れば聞きたくないえーん




さっきまで
フラッシュバックで
泣けてしょうがなかったけど

書いてると少し気持ちが落ち着きました照れ

夫がミディアムシップで伝えてきてくれた

病気の時の事を思い出すより元気だった時の事を思い出して欲しい

今は痛い所も辛いこともないから安心して

その気持ち
十分受け取ってる


だけどね。

あの時、誰にも言えずに
ものすごく頑張ってきた自分を
今、癒してあげなきゃ

今、必要なのは
そこなんじゃないかなって思ってる

だから1年前を思い出して
涙するのも許してねおねがい




今回はちょっと長文になりました
それに拙い表現もあったかと思います

ここまで読んでくださった方
ありがとうございますラブラブ