(以下 全て転載です)


みなさま

プロセス指向心理学の創始者であるアーニー・ミンデル博士より、
ポートランドから、日本の被災状況に対してメッセージが届きました。

メッセージの内容を、いろいろな場面や、家族・知人・友人との
間でご活用いただければと願っています。

世界中のプロセスワークのコミュニティの方々が、日本の現状に
胸を痛め、心のこもるメッセージを寄せてくれています。
そのひとつひとつが、私たちを勇気づけ、またつながりを
感じさせてくれます。

皆さまやご家族、ご友人のご無事と、
1日も早い復旧・復興を、心よりお祈りしております。

富士見ユキオ・千雅子

(以下貼り付けます)
『トラウマとショックへのかかわりについて』 (もしもお役に立つようでした
らご参考ください。)
アーノルド・ミンデル


トラウマを引き起こすような状況にとって助けになるかもしれないアイディアを
手早くまとめてみました。
これらは私たちが「ホット・スポット」的な状況と長年かかわる中で
役立つことがわかった事柄です。


「トラウマとのかかわりをどうしたらよいか」という連絡を多くの方から
いただいたので、急いでまとめたものだということをご了承ください。
もっと早くにお送りすることができずに申し訳ありません。
その他に役立つヒントを知っている方がいたら、ご自由に書き足してください。


これらの情報、アイディアがお役に立ったら幸いです。
これは出版済みのものではなく、被災者、被害者、目撃者、救助者、その他、
トラウマのまっただ中にいる方々に少しでもお役に立ったらという思いから
シェアしているものです。


もしも事故、喧嘩、火災、津波、その他あらゆる形態の悲劇的な状況に合ってい
る時には、「ショック」を感じるかもしれません。

これには、「落ち込み」「疲労感」「まひ(脱力感)」
「不眠」「記憶障害」「ふるえ」「心臓の痛み」など
様々な形があることでしょう。

このような場合には、人と話をしたくないという人も多いでしょうし、
ずっとしゃべっていたいという人もいるでしょう。
また、同じ問題が再発するのではと怖くなることもあるでしょう。
自分や他人を責めるというのもよくあることです。
多くの人は大きな不安を体験します。


罪悪感を感じているにせよ、落ち込んでいるにせよ、または忘れたいと思ってい
るにせよ、まずは「時間」そのものが最大の癒し手です。

あなた自身のプロセスや夢(または夢的な体験)こそが、
(それがまひや記憶障害であったとしても、)回復する時間をあなたに与えてくれる
「知性のある」方法だと言えるのです。


ご自分自身を信じてください。ドリーミングやファンタジー(空想)は大き
な助けになってくれます。もしも必要なら誰かに助けを借りて自分のプロセスに
取り組んでみてください。自分の思考に注目したら、今度は自分の周りを見回し
て、こちらの注意を惹いてくるものをとらえてみてください(フラート)。こち
らの注意を惹いたその「何か」がとても助けになってくれる可能性があります。

自分の内側と外側の両方に取り組んでください。
トラウマが再発しないようにできるだけ細心のケアをしましょう。
また、必要だと思ったら、ぜひ誰かに助けを求めてください。
このようにできる限り外側の状況に対応したら、今度はその状況の背後にある
ドリーミングに入ってみてください。
大地の声を聴き、もしもできたら自分の「プロセスマインド」を見つけてください。
もしもスピリチュアルな伝統に属している場合には、
それに従うのもよいでしょう。
この時期にアディクションの傾向が出てくるかもしれませんので注意してください。
瞑想やジョギングなど、健康的なリラックス法をみつけましょう。

内側のワークをしたら、また外側から自分をケアすることをしましょう。もしも
できたら食生活に気を配るなど、体に気をつけ、できるだけ運動をしましょう。
もしも気が向いたら、人と話しをしたり、相手のストーリーを聞いたりしてみて
ください。ストーリーをシェアすることは本当に大きな助けとなります。できる
だけゴシップをしてください。

もしも似たようなショックの問題を抱えている方を助けるために、ご自分にでき
ることがあれば、そうしてください。
そうすることも自分の癒しにつながります。自分自身を助けてください。
友人(あるいは組織)の助けを求めるなど、現実的な行動をとってください。
そして、このような状況にあるときには、怒りやうつや悲しみがを感じるのは
普通のことなのだということを忘れないでください。
自分が正確には何に対して怒りを抱いているのか、何に落ち込んでいるのか
を見つけ、もしもできればそれらの「悪い」力を演じたり、自分自身を演じたり
してみてください。一人でやる場合は、プロセスマインドを使うと、よりやりや
すくなるでしょう。でも必要な場合は友人やセラピストの助けを求めてください。

あなた自身のタイミングやプロセスこそが、何がベストなのかを一番良く知って
います。何もしなかったり、すべてを忘れる、ということがとても役立つことも
あるのです。そのようなときにはすべて忘れて散歩をするなどして、夢のワーク
は後回しにしましょう。そしていつでも、どこでも、誰からにも、たくさんの愛
情を受けるようにしてください。

アーニーより


追伸;
急いで書いたので完全なものではないことをお許しください。できるだけ早くお
送りしたいと思ったものですから。(ポートランドの)Emetchiなど、このト
ピックに関するすばらしい教師がたくさんいるということもお伝えしておきます。