「販売図面を読みこなそう」
■第7回 【築年数の速算法】
本日は用語解説というよりは、実務上よく使う築後年数を簡単に割り出すテクニックをご紹介致します。
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■「知識武装」の為のポイント解説
販売図面の中に「築年数」とか「築年月」という項目を必ず見つける事が出来ます。ここの表示は何故か?ほとんど全て「和暦」表示なんですね。
なぜそうなのか? これについての理由はわかりません。多分今までの業界慣習がそのようにさせているのだと思います。
個人的には「西暦」表示の方が、よっぽど築後年数を計算しやすいと思うんですが・・・。
さて、和暦が「平成○○年」と書いてあれば今は平成19年ですから、「(平成)19(年)」-「(平成)○○(年)」=「X」の計算式により、築後年数を比較的簡単に割り出せますね。
問題は「昭和」、コイツが出てくると計算がややコンガラがって来ます。そもそも「平成元年」=「昭和64年」になりますので、「平成2年」は「昭和65年」換算となります。
と言う事は、今は「平成19年」なので、こいつを昭和に換算すると「65」+「17」=「82」となり、今年は「昭和82年」計算になります。
■「対応策」
ここまで来れば、もう答えはおわかりですね。
この「82」を利用して引き算をすれば、一発解答出せますね。「昭和58年築」なら、82-58=「24年経過」になりますし、「昭和40年築」なら、82-40=「42年経過」となります。
ちなみに、昭和の時代に「西暦⇔和暦変換」で流行ったのは係数「25」
例えば「昭和58年」なら、「58」に係数「25」を足すと「83」となり、この「83」が西暦の末尾2桁! になっているので、上桁の「19」を加えて、「1983年」になり、和暦から西暦への変換がハイ、出来上がり! というのが流行っていました。
今日は「知識武装」と言えるほどの話ではありませんでしたが、今年高校を卒業して社会人として働き始めた人達は、よーく考えると「平成生まれ」なんですよね。
文字通り「昭和」なんて時代は知らない世代! になります。僕自身「大正」という年号が出てくると、いまだに「江戸時代」とたいして変わらないものすごく昔の時代のイメージがありますが、
今の高卒君が感じる「昭和」という年号も、やはりそんなイメージなのでしょうか? 昭和の時代を知らない世代にとっては、この程度の知識でも知っておくと、実戦では意外と役に立つ時が多くあります。
ご存知無かった方は、是非今日から実戦で使ってみて下さい。
この「知識武装」と「対応策」を覚えておけば、図面に出て来る「昭和」の2文字に悩まされる事は無くなりますね。
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