2026年3月21日:パート2
夕方。熱いミルクティーを飲みながら、パソコンのキーボードを叩いている。本日の2つの政務を振り返ってみよう。
昼12時から「渋川後援会女性部による知事を囲む会」に出席した。冒頭は、地域の自民党女性部を束ねる主催者からの挨拶。
「皆さん、来夏には3度目の知事選があります。これからも、力を合わせて山本知事をしっかり応援していきましょう!」と呼びかけてくれた。(感謝)
星名渋川市長の来賓挨拶の直後に登壇。60名の参加者を前に、約40分の県政報告をした。自身の前立腺がんの公表やその後の体調、最近の心境についても語った。
政策の話なら何時間でも出来たが、むしろパーソナルなタッチを強調した。これで良かったと思う。皆、熱心に耳を傾けてくれたからだ。
その後は、6つのテーブルを回って、出席した方々と言葉を交わした。ああ、久しぶりだな、この感覚!!
知事に就任して以降、なかなか出来なくなっていた地元の人たちとの「直接のコミュニケーション」だ。最後まで、スゴくいい雰囲気だった。(感謝)
参加した女性たちは、70代と80代が中心。が、全員、とても明るくて、元気だ。政治や行政への関心も高い。それぞれ趣味を持ち、地元の様々な活動にも携わっている。個性的で、魅力的なひとばかりだった。楽しかったな!
なるほど、「人生100年時代」って、本当だ。
お集まりを頂いた女性部の皆さん、ありがとうございました!!
13時30分。囲む会の会場を出て、高崎市に向かった。15時25分。県内某企業の創立25周年記念社内懇親会に顔を出した。当初は「鏡開き」まで滞在する予定だったが、急用のため、挨拶の直後に退席した。(ごめんなさい!)
さて、ここからは、前回のブログで予告した知事と県議会(=首長と議会)の関係についての思いを語る。
一昨日の会見で、ある記者から、令和8年度予算成立を受けての感想を聞かれた。次のような趣旨の答えを返した。
「ひとことで言うと、やはり県議会は手強い相手だということです。が、それは、裏を返せば、群馬県の議会民主主義(=2元代表制)が健全に機能している証拠だとも捉えています!」
過去のブログで繰り返し言ってきたことだが、地方自治は、共に地域住民の選挙(民意)で選ばれる首長と議会による「2元代表制」で成り立っている。知事は執行機関で、議会は議決機関だ。
もう少しシンプルに言うと、議会の最大の役割は「知事の暴走を抑制すること」と言っていい。
新年度の当初予算を審議した今議会では、複数の県議から「湯けむりフォーラム」への職員動員問題を厳しく質された。
いちいち細かいことは書かないが、この問題に関する県側の議会への説明について、誠意や丁寧さを欠いた部分があった。その点は率直に認め、知事自身の言葉で、県議会の質疑や知事会見で謝罪した。
最大の問題は、知事である自分が、民意で選ばれた議会に対して、(故意にではないものの)結果として「事実と異なる説明」をしてしまったことだ。(反省)
そのことを重く受け止め、令和8年度予算案から「湯けむりフォーラム」関連予算を削除することにした。すなわち、今年度の「湯けむりフォーラム」の開催を断念したということだ。
過去のブログでも触れたが、「湯けむりフォーラム」は知事肝入りの事業であり、群馬県最大のイベントだ。ようやく「地方自治体の枠を超えた発信装置」になりつつあった中で、「痛恨の極み」ではあったが、県議会での審議を何よりも重視している姿勢を示すため、自ら決断した。(ため息)
何度も言っているように、山本一太には、政治家としての矜持がある。それは、「知事は、どんなに苦しい立場でも、勇気を持って(自らを選んでくれた)県民に真実を語らねばならない!」という鉄則だ。
同様に、民意で選ばれた2元代表制の片翼を担う県議会での審議において、知事である自分が意図的にウソを言ったり、都合の悪いことを誤魔化したりすることは許されないと考えている!
逆に言うと、「議会」は「首長」のいい加減な答弁や無責任な立ち振る舞いを、決して見過ごしてはならないということでもある。首長から舐められたり、侮られたりするような議会なら、それこそ有権者から存在意義を疑われてしまう。そうでしょう?!
そもそも、日本の地方自治制度(=2元代表制)の目的は、住民から直接選ばれた首長(知事・市町村長)と地方議会が、それぞれの権限に基づいて互いに「牽制(けんせい)」し合い、調和を図ることで、バランスの取れた行政を実現することなのだ。
そして、この仕組みこそ、地方自治制度と、国会が首相を指名する議院内閣制との最も大きな違いになっている。そこには、より身近な住民の意見を反映させやすくするという狙いがある。
与党の国会議員を20年以上、務めた後、知事になった。それだけに、国政と地方政治の違いを誰よりも分かっているつもりだ。
だからこそ、県だろうが市町村だろうが、議会の役割が重要なのだ。地域住民が質の高い議員を選ばねばならないのは言うまでもない!
以上のことを踏まえ、先ずは県内の全ての市町村議員の方々に、こう申し上げたい!
議員の皆さん、知事である自分が「県議会は手強い」と感じているように、市町村長に「いい加減な発言や行動をしたら、大変なことになる!」と常に警戒させるような「強力なライバル」であり続けてください!
それぞれ民意で選ばれた議員であることに改めて誇りを持ち、おかしいと思うことは徹底的に追求し、住民のためになると信じることは、勇気を持って最後まで貫いてください!!
知事を含む首長も、国民も、県民も、住民も皆、議会の動きや議員の皆さんの行動を、しっかり見ています。首長と議会、時にはせめぎ合い、時には連携しながら、お互いに切磋琢磨していきましょう!そのプロセスの中で、少しでも良い地域を作っていこうではありませんか!!
メディアの役割は、行政をチェックすることだ。が、マスコミ報道で行政の問題点が明らかになっても、それが何らかの解決策に結びつくとは限らない!
住民の視点で行政の歪みや首長の間違った政策を洗い出し、住民に情報を提供し、問題の改善に繋げることが出来るのは、調査権限を持つ「民意で選ばれた議会」だけなのだ。そのことをぜひ、忘れないで頂きたいと思う。
次回のブログでは、県内の市町村長と共有しておきたい認識と覚悟について綴る。
<渋川後援会女性部による知事を囲む会>
<某県内企業の25周年祝賀会懇親会に参加>

