2026年2月23日:パート2

 夕方。ジムに足を運ぶ前に、本日2本目のブログ(前回の続編)を書く。

 「温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会」の初代会長は、蒲島郁夫 熊本県知事(当時)だった。電話で最初にお願いした時は、(恐らくご自分の任期のことも考えて)固辞された。

 が、何とか頼み込んで、受けて頂いた。人望も実績もある蒲島知事に「知事の会」のトップになって頂いたことには、大きな意味があった。(感謝)

 蒲島知事が引退された後の2代目の会長は、全国知事会の会長も務めた平井鳥取県知事に引き受けて頂いた。知恵と人望に加えて、バランス感覚も抜群!尊敬する先輩知事である平井知事に、知事の会のリーダーを引き継いでもらったのも、大正解だった!

 ちなみに、会の幹事長は、当時、平井知事の後継として、つい最近まで全国知事会長を務めていた村井宮城県知事にお願いした。村井知事も、「いいですよ、喜んで!」と快諾してくれた。(感謝)

 議連の幹事長は、根本匠前衆院議員(もと厚労相)から、柴山衆院議員(埼玉県)に代わった。文科大臣経験者ではあるが、地元に温泉地のない柴山さんが、山本一太との友情で(?)就任してくれたのだ!(感謝)

 私が、知事としての多忙な公務の合間を縫って、しかも前立腺がんの診断を受けた後でも、柴山氏の選挙区に応援に入った理由、分かってもらえるでしょう?!

 牧島かれん衆院議員(前デジタル担当大臣:神奈川)には、議連設立当初から、事務局長としてお世話になっている。多くの議連の事務局長として引っ張りだこの牧島さんにこの役を受けてもらえたのも、本当に幸運だった。

 まあ、神奈川県には、あの「箱根温泉」もありますからね!

 その後、堀内詔子衆院議員(前東京オリパラ担当大臣、自民党観光振興議連事務局長)にも、温泉文化議連の事務局次長として加わってもらった。(感謝)

 衛藤征士郎議連会長の後継として、菅義偉前総理が会長就任を承諾してくれた。「菅のアニキ」は、原則としてこの種の議連の会長は受けない方針だそうだ。が、それでも2つ返事で受けてくれた。

 ずい分、後になって、政府の某幹部から、「山本一太に頼まれたから、やっている!」と話していたと聞いた。(感激)

 連立政権のパートナーだった公明党のメンバーを集めるにあたっては、(前回のブログでも述べたように)赤羽前国交大臣と福重衆院議員に、お力添えを頂戴した。

 群馬県選出の国会議員の皆さんも、毎回、永田町(議員会館の会議室等)で開かれた議連総会に足を運んでくれた。特に、清水まさと参院議員は、予算委員会の質疑で、石破総理(当時)から前向きな答弁を引き出してくれた!

 お世話になった方々の全員の名前は、とても書き切れない。が、こうした国会議員の方々の与党内や国会での発言、知事の会の方々の知恵と協力があったからこそ、最初は「とても無理だ!」と言われていたこの運動を、ここまで盛り上げることが出来た。

 すなわち、大勢の人たちの長年の努力の結晶が、温泉文化国内候補決定に繋がったのだ!

 今回のブログでは、前回のブログ(その①)で言及した地元の「温泉文化を実現する会」での知事のスピーチの内容を、書き留めておく。

 「知事の会」の事務局長としてマイクを握り、(スライドを見せながら)2030年の国内候補決定までの流れと今後の展望を説明した後、次のような趣旨の言葉を付け加えた。

 「皆さん、温泉王国である群馬県知事の私は、確かにこの運動の先頭に立ちました。が、今回、何とかユネスコ無形文化遺産の国内候補を勝ち取れたのは、もちろん私の力ではありません!多くの人たちの、長年に渡る努力の結晶です。特に、最初に苦労して井戸を掘ってくれた方々がいたからに他なりません!」

 「今、この壇上にいる岡村興太郎 群馬県温泉協会会長、中沢敬 日本温泉協会専務理事はもちろん、この構想を思いついた星野寛県議を含む自民党県議団の皆さん、高崎商科大学の熊倉先生を含む関係者の皆さんの汗と努力の積み重ねがあったからこそ、この運動を全国に広げ、政府と与党を動かすことが出来たのです!」

 「県選出の国会議員の皆さんにも、力強い応援を頂戴しました。小渕優子議連副会長は、官邸での石破総理への要望に同席してくれましたし、他の議員の皆さんも、よく総会等に顔を出してくれました!」

 「前文科大臣で、長年、温泉の問題に取り組んできた中曽根弘文先生にも、お力添えを頂きました!改めて感謝を申し上げます!」

 その上で、最後にこうアピールすることも忘れなかった。

 「それでも、皆さん、最初は出来っこないと言われていたこの問題の壁を打ち破るため、知事と県職員は必死に頑張りました!(拍手)私が総理や大臣、国会議員の皆さんに突撃する際に、いつも隣にいたのは、地域創生部の職員たちでした。彼らが、知事の会の事務局として、常にこの運動を縁の下で支えてくれました!」

 「そして、何と言っても、全旅連の皆さんが、それぞれの地元で奮闘してくれました。女将の会の皆さんも、署名集めに奔走してくださいました。特に、全旅連青年部は、獅子奮迅の働きをしてくれました!」

 「そのことだけは、ここにいる皆さんにぜひ、知っておいて頂きたいと思います。その努力と行動力については、ぜひ褒めてやってください!!(笑)」

 このセリフを言った途端、会場から、笑いと大きな拍手が沸いた。佐藤地域創生部長の嬉しそうな顔が、目に入ってきた。

 最後に閉会の挨拶ならぬ、ガンバローコール!報告会が終わった直後に、(次の日程が迫っていたこともあり)会場を出た。

 ああ、懇親会にも顔を出したかったなあ。地元の旅館・ホテル関係者の皆さんと話したいことが山ほどあったのに!(ため息)

追伸:今回、温泉文化の「2030年国内候補決定」は、地方から政府と与党を動かしたという点で、画期的な出来事だった。

 群馬県知事の野望は、群馬県内で実践した最先端の地方行政モデルで、国の政策を変えることだ。群馬県が中心となって進めたプロジェクトであることを考えると、温泉文化プロジェクトも、ある種の「群馬モデル」と言えるかもしれない!

 そう、知恵と勇気と行動力と情熱さえあれば、出来ないことなどない!そのことを再認識した!!(ニッコリ)