パンと紅茶で朝食をすませ、東京両国の「国技館へ」。目的は、群馬県出身の関取「琴錦」の断髪式と祝賀パーティーに出席すること。昨晩夜遅く東京に戻ってきたのもこのイベントのためだった。ふぁあ、ちょっと眠い。




 妻は、地元勢多郡の挨拶回りのため一足先に東京駅に向かう。出がけに、「いいなあ、私が断髪式の方に行きたかった」と不満を漏らしていたが、「山本選対の主力メンバーの方々はほとんど出席だし、地元からも千人以上の人が来る。代理というわけにはいかないんだよね」と説明、納得してもらう。ちなみに、琴錦関の後援会長は、選対の事務長をつとめていただくベテラン県議。県政最大の県議グループのリーダーでもある。




 会場に入ると、広い国技館はほぼ満杯。関係者によれば、「若乃花の断髪式に負けないくらいの人数」とのこと。断髪のセレモニーに参加するため土俵に上がると、予想外の大きな声援を受ける。「こりゃあ、後援会関係者も相当来てるな」と気を良くしながら、ちょっとだけハサミを入れさせてもらった。断髪を終えた琴錦が感無量の表情で現役最後の挨拶。主役が土俵を降りた後も、貴乃花、武蔵丸の両横綱をはじめ、角界のスター力士が続々登場。そのまま約二時間、土俵入りや相撲のパフォーマンスが披露された。心に残る「断髪式」だった。




 そこは選挙を控えた参議院議員。この機会を最大限活用し、観客席を回る。少なくとも、400人くらいの群馬県人と握手しただろうか。この6年間で多少は「知名度」が上がったことを実感。(ま、多少…ですね。)




 夕方から行われた「引退記念パーティー」にも出席。マゲを落とした関取はすっきりした、とてもいい顔をしていた。さわやかで、誠実な人柄。現役時代の取り口は、そのスピードから「F-1相撲」などと言われていた。ちなみに、やはり群馬県出身の関取で、6,7年前に引退した「栃赤城」の相撲も「サーカス相撲」と呼ばれていたっけ。




 「平幕での2回の優勝」は史上ただ一人の快挙。なんてカッコいい勲章だろう。特に、怪我や病気と闘いながら、家族に支えられて掴み取った二度目の賜杯は、大勢の同郷人に感動を与えてくれた。今後は、指導者(部屋の親方)として、一人でも多くの素晴らしい力士を育ててほしい。琴錦関、18年間、本当にご苦労様でした。