2026年の都市対抗野球は、西濃運輸が優勝を飾りました。

それほど日が経ってしまいましたが、観戦した試合の忘備録として綴りたい試合です。


8/30、鹿嶋市代表・日本製鉄鹿島と、京都市代表・日本新薬の対戦。





私の一押し、日本製鉄鹿島。

そのチームの3番、生田目忍は今年も出場。

(ファイターズ生田目翼の弟)

なんと、社会人入りして6年連続の都市対抗出場です。

(補強選手含む)


日本新薬の先発は、左腕の宮田率生(りつき)。




日本製鉄鹿島は土屋大和。





先に試合を動かしたのは日本新薬でした。


2回表に1点を先制しますが、日本製鉄鹿島もその裏、4番今里選手のソロホームランで、すぐさま同点!




一発で試合を振り出しに戻し、スタンドの日本製鉄鹿島側も大いに盛り上がりました。


さらに4回裏

前の試合で登板した、JR東日本の樫村投手の兄、樫村昌樹が四球で出塁。続く3番の生田目忍がレフト前ヒットを放ちます。先ほどホームランの4番今里も四球。これでノーアウト満塁の絶好のチャンス!!

ここで5番山口が2点タイムリーで 3-1。

1アウト後、7番揚村(あげむら)もタイムリーで1点追加!


4-1と日本製鉄鹿島が引き離します!!


「これは日本製鉄鹿島が試合の主導権を握ったな!」と感じました。

…が、それは早とちりでした……。


先発した土屋投手も、ここまでは粘り強い投球。

東京ドームの大きな舞台で、日本新薬の強力打線を相手に戦っていました。


しかし、野球は本当に流れが分からないもの。


直後の5回表

日本新薬が反撃を開始します。下位打線の連続ヒットと送りバントで1アウト二、三塁。

ここから2番池田、3番武田の連続タイムリーで3点を奪い、一気に4-4の同点に追いつく展開…。


日本製鉄鹿島、せっかく3点のリードを奪った直後だっただけに、非常に痛いイニングになってしまいました。

それでも、この時点ではまだ同点。


ここからどちらに流れが傾くのか、観戦している私も目が離せませんでした。




試合を大きく動かしたのは7回表。

日本新薬が打線をつなぎ、日本新薬の4番、橋本選手が3ランホームラン!


打球がスタンドへ飛び込んだ瞬間、日本新薬側の応援席は大きな歓声に包まれました。

正直、勢いが完全に日本新薬に傾いたと実感。


しかし、一度負けると終わりのトーナメント、何が起こるかわかりません!

最後まで希望を捨てずに鹿島を応援してきました。



しかし9回表

日本新薬は代打大畑選手の2ランホームランが飛び出し、さらに2点を追加。

日本製鉄鹿島、ここで完全にトドメを刺されました。


最終的に10-4で日本新薬が勝利。




日本製鉄鹿島は、4回までに4点を奪い、試合を優位に進めていただけに、5回の同点劇と7回の3ランホームランが大きな分岐点になったように思います。


特に4-1から追いつかれ、その後も食らいついていかなければならない展開の中で、日本新薬打線の勢いを止めることができなかったのは悔しいところ。


結果だけを見ると10-4ですが、試合中盤までは日本製鉄鹿島がリードし、十分に勝利の可能性がある試合でした


日本新薬は16安打を放ち、終盤に長打力も発揮。


一方の日本製鉄鹿島は4安打ながら、今里選手のホームランをはじめ、少ないチャンスを生かして4点を奪いました。


都市対抗野球は負ければ終わりのトーナメント。

プロ野球のペナントレースとは違い、「次の試合で取り返す」という余裕がありません。


だからこそ、一球一球に独特の緊張感があります。


勝った日本新薬には次の戦いがありますが、日本製鉄鹿島の都市対抗はこの試合で終了となりました。


日本製鉄鹿島にとっては悔しい初戦敗退になりましたが、スタンドから送られる応援は最後まで本当に熱かったです。


都市対抗では、試合そのものだけでなく、こうした会社や地域が一体となった応援を見るのも楽しみの一つ。


この日も、東京ドームで社会人野球ならではの熱気を存分に味わうことができました。


悔しいですが、都市対抗野球の面白さ、存分に味わえました。

観に行って良かった!




夏の終わりと共に大会を閉じた都市対抗野球。

次は日本選手権に注目です!

プロはCS、大学は秋季大会、そして社会人は日本選手権…。


忙しくてなかなか観戦できませんが、それでも楽しみの多い秋になりそうです!!