大学院では、デザインプロジェクトという科目があります。

4か月弱の間に、社会課題が各チームに与えられ、

年齢もバックグラウンドも特性も異なる多様なメンバーで

課題解決に挑むプロジェクトです。

 

ゼロからのチームワークづくり、

徹底的なリサーチ、フィールドワーク、

インタビュー、分析考察するためのワーク・・・

様々なことを通して、

これまでになかったイノベーティブでかつ

現実的である解決策を2週間ごとにアウトプットしていきます。

 

2週間ごとに全く新しいソリューションを出し、

一つ一つにおいて、プロトタイプをして

検証していく必要があるため、

その時間も考慮すると、毎週新しいアイデアをチームで

生み出すことにチャレンジしてきました。

 

これまで仕事でも多くのプロジェクトに関わってきましたが、

自分が知見の無い分野で、多様なメンバーと

新しい思考プロセスで解決していくことは、

一筋縄ではいかず、自身の力不足と何度も向き合う機会になりました。

 

 

プレゼンのひとこま

 

 

 

 

そんな新しいチャレンジが続く、

101日間の壮絶なプロジェクトが終了し、

ようやく人間らしい生活に戻りました。

 

この期間、何度徹夜をしたかわかりませんが、

チームメンバーの情熱はとどまることなく、

「課題に対して、これまで誰も見つけていなかった新しい価値で、

世の中の暮らしを変えるようなきっかけをつくりたい!」

その一心で夢中に駆け抜ける毎日でした。

 

 

これまでのやり方が一切通じない、

新しいチャレンジがもたらしてくれたものはたくさんありますが、

その中でも今回とくに感じたことは、大きく2つです。 

 

 

1.いつでも全てを手放せる覚悟

 

経験が増えていくにつれ、身につけてきたものを手放すことが怖くなります。

それでもこれまでのやり方や考え方をいかに捨てて目の前のことに

まっさらな気持ちで臨めるかどうか。

 

またアイデアも然りです。

長い時間かけて練り上げてつくった良いアイデアやソリューションを、

さらなる良いものを目指し、何度でも思いっきり捨て、

またゼロからつくるという覚悟を常に持てるかが大切だと

いうことを痛感したのです。

バイアスをいかに外せるかにこの先の人生はチャレンジし続けたいと

強く思ったのでした。

 

 

 

2.クリエイティブ・コンフィデンス(創造性に対する自信)

 

人間とは本来クリエイティブな存在である。

誰もの中に眠るクリエイティビティを

とことん信じられるかで世界が変わると痛感します。

 

今回、最終プレゼン前日夜中になってもソリューションを

決めかねているという状態でした。

これまでに準備してきたソリューションに妥協して

当日を迎える選択肢もありましたが、

メンバーの誰もが妥協をせず、新しいものを生み出すことを選びました。

 

3日間徹夜し、体も心も頭も極限状態を超えていましたが、

そんな中でも、私たちを前に進め突き動かしていたものは、

今振り返ると自分自身と仲間の創造性を最後まで信じきるという

〝クリエイティブコンフィデンス〟であったのだと感じるのです。

 

 

 

ひと段落もつかの間、いよいよこれから、

実装に向けての第二幕がはじまろうとしています。

 

どこまでいけるかわかりませんが、素敵な仲間とともに、

新しいチャレンジを大いに楽しみたいと思います!

 

 

 

赤坂の街づくりがテーマであった私たちは、

この場所でフィールドワークや合宿をして、

夜中までアイデアと格闘していたことも懐かしい思い出です。

 

 

 

 

 

最終日の打ち上げの様子です。

ほとんどのチームが寝不足ですが、

やりきった!と思える最高のみんなの笑顔です。

 

 

 

こちらは、ラストスパート3日間を過ごした学校の小部屋ですが、

あまりにひどいカオス状態です・・・

部屋の壁中に広がるホワイトボードにはびっしりと図や

文字が埋め尽くされ、大量のポストイットにまみれながら、

過ごしていました。

先輩からのリポビタンゴールドの差し入れもすっかり空に・・・

 

会社を立ち上げた14年前を改めて疑似体験したような感覚になり、

懐かしくその時のことも思い出しながら、

初心にかえれるとても貴重な機会になりました!

しかし、もう一度と言われたら・・・もうできる体力が残っていません・・・(笑)