我が家の柴犬あんこ11歳♀が、昨年の11月に突然右目をショボショボさせ病院からもらった目薬で回復の兆しを見せていたのですが、12月に再燃し「緑内障」の診断がついてしまいました。
正常眼圧が10〜20mmHgとされる中、あんこの右目は70mmHgもあり、痛みで食欲も落ちていました。4種類の目薬と苦い?辛い?飲み薬に加え毎日眼圧を下げる点滴もしましたが、期待するほど数値は下がらず右目の視力を失いました。それはもう外科的手術しかないという事でもありました。
体験記などを読みあさり、どうする事があんこにとっていいことかのかをずっと考えました。
義眼にするという事は眼球の内容物だけを取り出し、その中に真っ黒なシリコンを入れるというもの。見た目は自然で「義眼」とはわからない事が多いようです。また眼球摘出によっておこる眼窩のくぼみを見る人間への心理的負担も和らぐ事がメリットだそうです。
デメリットとしてはシリコンは生体にとって異物な為、拒絶反応を示す事があり再手術の可能性があるという事。
緑内障は高齢犬になりやすく、片目がなったらもう一方の眼もなると言われている病気です。高齢のあんこが何度も全身麻酔をかける負担を考えなければなりませんでした。
あんこをみてると「私は美人でいたい、眼が凹むなんて嫌よ
」と言っているように感じるのです。
美人でいてもらいたい、でも義眼のリスクは背負わせたくない。ずっとこの堂々巡りでした。
義眼か摘出かは獣医さんでも意見が分かれる所です。義眼派は「動物は喋れません。表情が大切です。目の凹みは見るに耐えません」と。
摘出派は「犬が自分の顔を鏡で見て『私のお顔…何でこんなになっちゃったの?』なんて絶望する犬はいません。義眼は人間のためのものです」と。
手術当日まで術式を悩み続けましたましたが、自分はリスクを最低限にしたいと考え「眼球摘出手術」を選択しました。
(AM 病院にいく前の写真です)
手術は午後に行われ一泊の入院を要しました。
年齢の割に麻酔の醒めも早かったそうで元気にしてたようです。
以下の写真はあんこの術後経過です。
(傷口など苦手な方はこれ以上の閲覧はご遠慮ください)
ワンちゃんが緑内障になり、自分と同じように悩む方はきっといると思います。それは眼球をとったらどんな顔になっちゃうんだろう、どんな不自由があるんだろうという事もあると思います。
あんこの経過を是非参考にしていただけたらと思います。
手術痕は毛も刈っているので痛々しいですが、帰りの車も自分でジャンプして乗り込む程元気でした。抜糸まではカラーをつけたままの生活になるので食事や飲水、感染防止の為に散歩も禁止な為不自由はありましたが、現在は少しずつ片目のみの生活に慣れ、ぶつかったり段差から落ちたりする事はなくなりました。
ジャンプしてボールをとったり雪に顔をつっこんだりイタズラも忘れず元気にしています
ちなみにあんこの眼球は柴犬の緑内障研究の為、動物病院より提供依頼があり提供しました。
柴犬の緑内障眼球は少ないのだそうです…つまり多くの方は義眼を選択される方が多いという事もわかりました。しかし自分は今のあんこをみていて、義眼を入れなかった事に後悔はありません。退院で迎えに行った時も目がない事より、元気に帰って来てくれた事だけが何よりの安心でした。
片目がなくてもあんこはあんこです♡
手術まで二軒の病院にお世話になりましたが、義眼派、摘出派の獣医さんが共通していう事がありました。それは「どちらの選択も間違いはありません。飼い主さんがワンちゃんの為に考え選択した事なのですから、それがその子にとって最良の選択です」と言うことでした。
毎日は「当たり前風」なだけですね。
「今ある恵み、今ない災いに感謝」
と何かの本で読んだ事があります。
ペット達が元気でいてくれる事は本当に感謝です。皆様のワンちゃん、猫ちゃんもいつまでも健康に過ごせますように。
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