強く求められています。
早速ですが、具体事例を幾つかご紹介します。
家庭用発電所が実現!?
太陽光で水素を発生する「人工葉」
電力は家庭の中で“育てる”ようになるかもしれない。
MIT(マサチューセッツ工科大学)が、人工的に光合成を行うシリコンで作られた「人工葉」を
安価な材料で生成することに成功した。
「Aftificial leaf」と呼ばれるこの人工葉は、研究者によれば安価で手に入れやすい
材料を元に実現できている点が重要だと主張する。
事前実験では出力の低下なしに45時間以上
連続動作が確認され、光合成を行う効率は
自然葉と比べて10倍高い。
発電可能な電力は1ガロン(3.78リットル)の水で発展途上国での一般的な家1件分の電力提供
が可能だそうだ。
ですが、人工で作った葉っぱから電力を供給

海藻の動きから波力発電!?
長い葉部をたなびかす大型の海藻ブルケルプ(
bull kelp)。
この海藻の動きをヒントに開発が進められている波力発電装置バイオウェーブ。
バイオウェーヴは “茎”のような土台に取り付けられた“浮き”で波のエネルギー
を発電する。浮きは波に合わせて揺れ、
最大限のエネルギーを電力に変換することが可能だ。
魚の群れの形状から風力発電!?
フエダイの群れ(写真上)の形状には、
抗力を減らし効率を最大化する効果がある。
V字型になって空を飛ぶガンと同じ原理だ
カリフォルニア工科大学の生物工学者ジョン・
ダビリは魚郡から風力タービンの配列の
ヒントを得た。
下の写真は、広大な土地に並ぶ垂直軸タイプ
の風力タービン。
魚郡を模したパターンで配置すると、間隔を
狭めても後流が干渉しないという。
「消費エネルギーの削減より、エネルギー
生産の最大化を追及したんだ」と説明する。
風力エネルギーの単位面積あたりの生産力を増やす実験だが、実際に効率が
10倍跳ね上がった。
自然から技術を学ぶだけでなく、
江原春義