第四十八回アカデミー賞 作品賞 映画「カッコーの巣の上で」 | ほくとの気ままなブログ

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第四十八回アカデミー賞 作品賞 受賞作品 

 

映画「カッコーの巣の上で」

 

 

1975年 アメリカ 133分

 

第48回アカデミー賞、作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・脚色賞の主要五部門を受賞。

主要五部門受賞は「或る夜の出来事」以来41年ぶりの快挙。

 

 

<監督>

ミロス・フォアマン(監督賞)

 

<原作>

ケン・キージ

<キャスト>

ジャック・ニコルソン(主演男優賞)、

ルイーズ・フレッチャー(主演女優賞)、

ウィリアム・レッドフィールド、

クリストファー・ロイド、

スキャットマン・クローザース

 

<内容>

刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装ってオレゴン州立精神病院に入ったマクマーフィ(ジャック・ニコルソン)は、そこで行われている管理体制に反発を感じる。彼は絶対権力を誇る婦長ラチェッド(ルイーズ・フレッチャー)と対立しながら、入院患者たちの中に生きる気力を与えていくが……。

<allcinemaより抜粋>

 

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ケン・キージーの同名小説の映画化された作品。

 

精神異常を装って刑務所での強制労働を逃れた男が、患者の人間性までを統制しようとする病院から自由を勝ちとろうと試みる物語。

 

 

この物語精神病院での患者の生活が描かれていています。

そこで入院生活する患者主人公マクマーフィーを演じるジャック・ニコルソンの演技はやはり秀逸です。

このような演技は、お手の物でしょうか?w

 

 

 

治療のための向精神薬を飲んだ振りをして婦長の決めたルールを破ったり、TVでワールドシリーズを観たいと言って他の患者に多数決をとったりする。

また耳の聞こえないインディアンのチーフをかまい、一緒にバスケットをさせたり、煙草をかけてトランプで博打をしたりしながら、徐々に入院患者と仲良くなっていく。

 

 

さらに看守からバスを奪って、病院の外にいるマクマーフィーの女友達を連れて、病院の仲間と無断外出で釣りに出かけてしまったりとハチャメチャ・・。

 

 

他の患者は、今までにない楽しみ方を行動を伴うことから楽しみ始める。

 

 

マクマーフィーのコミカルな部分もありながら、管理体制の中、抑圧されている他の患者の心をつかんでいく様はおもしろかった。

 

しかしそんなハチャメチャなことを行っていたわけなので、管理主義的な婦長の逆鱗に触れて、電気けいれん療法のおしおきを受けるはめになったりもする。

 

 

そのおしおきの順番をインディアンのチーフと待っている間、実はチーフは聾唖のふりをしていただけのことを知らされる。

 

 

何日間も拘束されても婦長の意向次第では、病院から出ることができないことに失望していたマクマーフィーはチーフに、病院から脱出しようと提案する・・・。

 

 

そしてクリスマスの夜に、当直の看守を買収して仲間とどんちゃん騒ぎし、そのすきにおさらばするつもりが酔っぱらってしまって朝まで・・・。仲間のビリーが婦長に糾弾される、。

そのことにショックを受けたビリーは看護婦の目を盗んで自殺してしまう。

 

 

 

仲間の中でも可愛がっていたビリーのその姿に、マクマーフィーは激高し婦長の首を絞めてしまう・・。

すんでのところで、殺すまでに至らず隔離されてしまう。

 

 

一連のようすを見ていた、チーフは脱走する覚悟を決めマクマーフィーが戻ってくるのを待つ。

 

 

 

その後のラストシーンは、ネタバレになってしまいますのでここではお伝えしませんが、結構ショッキングでもありまた開放感もあり、非常に考えさせられるラストでした。

 

肉体が健全であっても、精神心が生きていなければ何の価値もない。

言葉は悪いかもしれませんが、この世の中生きていたいのに殺されることも、また死にたいのに生かされていることも多々ありますからね。

 

ケン・キージの原作ではマザー・グースの詩と本当の意味での自由を題材にしているようで、インディアンのチーフが主人公のようです。

原作を読んではいませんので詳しくはわかりませんが・・。

 

 

この映画では、社会からつまはじきされたマークマフィーが主人公で展開されます。

ラストではその原作での主人公チーフが・・・・あぁ~やっぱりいえませんとんでもないことに・・。

 

 

人間の尊厳について問う内容なのかな?

 

やはり冒頭にも書きましたがジャック・ニコルソンの演技そして展開の面白さ、なかなか見応えがありました。

 

 

何かを感じさせてくれる作品です。

 

5点満点中4・2