第八十八回アカデミー賞作品賞 受賞作品
映画
「スポットライト 世紀のスクープ」
2015年 アメリカ 129分
<監督>
トム・マッカーシー
<キャスト>
マーク・ラファロ、
マイケル・キートン、
レイチェル・マクアダムス、
リーヴ・シュレイバー、
ジョン・シュラッデリー、
スタンリー・トゥッチ
アメリカの新聞「The Boston Globe」の記者たちが、カトリック教会の醜聞を暴いた実話を基に描くスリリングな社会派ドラマ。
カトリック系住民が多いボストンで、神父による児童への性的虐待事件を暴露した新聞記者らの困惑と共に、次々と明らかになる衝撃の真実を描き出す。(シネマトディ)
この事件はけっこう話題にもなりましたから、ご存知の方もいるかも・・。
<内容>
2001年、夏。ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長としてマイアミからやって来たマーティ・バロン。さっそく目玉になる記事の材料を物色し、神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、これを追跡調査する方針を打ち出す。しかしボストン・グローブの読者は半数以上がカトリック教徒。彼らの反発を招きかねないと古参幹部は難色を示すが、地元のしがらみと無縁で、なおかつユダヤ人のバロンは強気に押し切っていく。こうして、リーダーのウォルター“ロビー”ロビンソンを中心に特集記事欄《スポットライト》を担当する4人の記者たちが調査を開始する。そして地道な取材を積み重ね、次第に事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていくが…。<allcinema>
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今、アカデミー賞作品賞を1回目から鑑賞してご紹介している途中ですが、ツタヤさんでまだ借りる予定ではなかったこの作品、無意識に借りてしまってw・・途中の作品を追い抜いての記事になります(しかも2か月前に書いていた記事ですww)。
カトリックの神父が子どもへの性的虐待を犯していたというできごとがあった。
その事実をカトリック教会やバチカンが組織的にもみ消している実態をジャーナリストが暴いていく物語です。
そもそも、このスクープの発端は、マイアミからボストンに転勤してきた新任編集局長マーティ・バロンに、神父の性的虐待の実態を取り上げるように指令を受けたことが発端になります。
記者たちも最初は大したスクープじゃないと思って油断していたら、実はボストンだけで性的虐待の加害者神父が13人もいることを突き止めます。
さらに調べを進めていくと、実は13人どころじゃなくて、90人ぐらいいるんじゃないのかと。
そして被害者や弁護士に聞き込み調査をすると、どうやら教会が組織的に事件を闇に葬っていることがわかってきます。
彼らは、いち神父から教会組織へと標的を変えて強大な組織に挑んでいくといきます。
カトリック教会における、性的事件の事を全く知らない人にとっては驚愕する出来事で内容だと思います。
日本では考えられないくらい、神父さんそして住人と教会のつながりがあるのだろうし。
そして教会という組織は、政治をも動かく巨大な力があることを知ることになります。
政教分離といっても昔から結びついていたりしていますからね。
不正を暴く記者の姿、マーク・ラファロ、マイケル・キートンがなかなかいい演技しています。
アメリカ全人口の22%いると言われているカトリック信者。
そこのタブーに、メスを入れたものでもあります。
教会の罪をあぶりだすのですから、そうとうの覚悟エネルギーは必要とされたでしょう。
実話ベースの物語なので、割合淡々と話が進行していきます。
妙に感動させるとか、ウルウルさせるような場面はありませんでした。それとたぶんけっこうな妨害もあったと思うのですが、映画ではさほど描かれていなかった気がします。
そうそう、劇中で心理学者が言った言葉だったかと思うのですが?、このような事件の原因のひとつとしては、カトリック聖職者の独身制にも問題があるようなことをいっていたのが興味深かったです。
そこでちょっと調べてみたのですが、間違っていたらゴメンナサイですが、
カトリックは聖職者は生涯独身者でないと駄目。
プロテスタントは男女の結婚は認める。
だからカトリックの場合、異性との結婚願望があるものは神父にはなりたがらない。
必然的に神父になる人は、同性愛者が多くなるようなこともかかれていた記事もありました。
しかし、心のよりどころの神父さんがそのようなことをしてしまっては、何を信じて頼っていいのか途方に暮れてしまいますし、組織ぐるみでとなると・・何をかいわんやですね。
派手さはありませんが、役者さんたちの演技もなかなかで、骨太の作品に仕上がっていて面白かったです。
この年は他にけっこういい作品がノミネートされていましたので、受賞がこの作品が妥当かどうかは別としてwww
5点満点中3.8







