今、母が生きていたら、
大人になった私はどんな風に母と会話して
どんな風に母と孫たちは楽しんでたんだろう。
今でも母に沢山甘えていただろうな。
旅行先のホテルで、おじいちゃんがお孫さんを抱っこしながら、歩いていてね。
あぁきっとこのホテルに親子3世代で来たんだろうなって考えたら
なんだか無性に悲しくなってきちゃってね。
私もママと子供たちと旅行に行きたかったなぁ…て思ったんだ。
私は親でもあるけど、
いつまでたっても子供でもいたいんだ。
いくつになっても甘えていたいんだよね。
親がいなくなるのって悲しい。
本当に悲しい。
毒親や、捨てたり離れた方がいい親もいるかもしれない。
でも子供にとって親はいつまでたってもかけがえのない存在。
親のために自分を犠牲にしてってことじゃなくてね。
それでも守ってくれる存在がいなくなるのは悲しいこと。
親が亡くなったとき、はじめて
自分が自分らしく生きる人生の覚悟ができるんじゃないかな。
死をもって
“親のために生きなくていいよ“
そう教えてくれてる気がするんだ。
私は母が亡くなって、味わったことの無い
孤独感や寂しさを味わった。
できれば親との死別は経験したくなかったし
あの体験のおかげで今の私があるとは
言いたくない。
それなら、母が今も生きてくれてた方が当たり前にいいに決まってる。
親に怖くて言えないことってあるよね。
でも、それいつ言うの?
亡くなったあとも、その人を感じることや
何かをとおしてメッセージをもらえることはできても
抱き合ったり、
悲しさを共有したり、
肉体のあたたかさを感じたりって
人間の今しか出来ないと思うんだ。
母親に甘えられない?
はぁ?
羨ましいから。
生きてるんだからいいじゃんか。
甘えなよ。
とっとと甘えなよ。
甘えたくても甘えられない方が辛いんだよ。
いつ会えなくなるかなんて分からない。
甘えることよりも、いなくなる方がよっぽど怖いことなんだよ。