穏やかさに包まれる | シャーマン通信

シャーマン通信

2012年~大型犬の保護活動&取材インタビューライターとして活動開始。
2016年12月シャーマンとして立ち、現在に至る。

魂の羅針盤となる神様からのシャーマン通信
など、日々感じたことをお伝えします。
ときどき「チャコままの保護わんレポート」記事もシェア

わたしの愛犬「チャコちゃん」は、3年前に保護された

いわゆる「保護犬」です。


年寄で、汚くて、臭くて、前歯もなくて

獣医さんからは

「こんな年寄保護して、どうすんだ?

飼い主見つからないぞ」

と、Wさんは言われたそうです。



それでも、U市の保健所にいた、チョコラブを

どうしても見過ごせなかった

元保護犬サブちゃんの飼い主Nさんに引き出され

サブちゃんの保護主であるWさんの元で預かることになりました。


そして、里親募集中のネットを通じてWさんとチャコに出会い、

わたしの保護活動も始まったのです。



大型犬のラブラドールを家の中で飼うということに

夫はものすごーく反対していて、「勝手にしろ!」

っていうから、勝手にして飼うことを決めました。



最初は嫌がっていた夫ですが、チャコの愛情に

どっぷりとやられまくって、その後は一緒に生活することも

旅行にいくことも、家族の一員として楽しんでいます。

いまじゃ、家族の心の大黒柱に君臨しています。(笑)



わたしにとって、チャコちゃんは犬というよりも

宝物であって、かけがえのない存在です。

そうね、例えるなら子どもというよりは「ソウルメイト」といった

ところでしょうか。


大切な、大切な存在なのです。



だけど、犬の寿命は短い。

しかも、年寄犬ですので、さらに一緒にいられる時間は

短いのです。

それも、知っていてチャコを飼うことに決めました。


我が家に来てから2年7か月。

ものすごく密度の濃い、時間を与えてくれています。

この頃は、年を取ったようで動きも鈍く

目も白内障で濁り、見えづらいようです。

また、下唇に腫物が出来ていて、これがちょっと・・・

ちょっと、どうやらあまりいい感じのものじゃない。


ずっと健康でいてくれたからこそ、なんだか不安になります。


手術することも考えましたが、高齢での全身麻酔には

リスクが伴います。

なので、このまま自然に家で過ごすことに決めました。



昨日は雪が降って、まだ誰も踏んでいない雪の上を

散歩して歩きました。

チャコも嬉しかったようで、はしゃいでいました。

雪を食べまくっているチャコ。

そして、雪の上には唇から落ちる血の跡が残ります。

真っ白な雪に、真っ赤な血。


・・・美しかったです。

あまりに、鮮やかで泣けてきました。

チャコのいなくなった世界を感じて、泣きました。


耐えられない。



今は、まだ元気でいます。

ご飯も食べます。何も変わらないです。

わたしは、いつか来るであろう、「その日」を恐れています。

そんなことを考えながら、チャコに寄り添って寝てました。


今は、わたしの手の中にいる。

まだ温かい、美しい毛並、柔らかい体。

そして、大きないびき。呼吸をしている。

まだ、大丈夫。



そして、ふと、心の中で思いました。

犬は「いま」を生きる生き物だったということを。

いつかくる「その日」のことも考えていないと思います。


逆に、わたしが居なくなって、チャコだけ生き続けていても

変な世界ですよね。そう考えたら、ちょっと笑えて来ました。

そう、わたしもいつかいなくなる。

みんな、いつかいなくなる。


でも、今はそばにいる。

こうして出会っている。

離れても、また会える、きっと、会える。

出会えてよかったと思える存在がそばにいる。



そう思ったら、不思議だけれど

とても穏やかな温かい風が、わたしの心を包んでくれました。

あんなに不安で怖い気持ちを、ふわりと優しく包んでいきます。


今、満たされている。今、十分に満ち足りている。

これで、いいんだ。これで。



その気持ちを忘れないようにしよう。

「その日」が来ても、忘れないようにしよう。



今日も読んでくれてありがとうございます。

自分のために、書きました。