時間があきましたが続きです。
分娩室に移動してから主治医の先生が来るまで他の先生や看護師サン達と少し話をしていました。
そして、先生が到着。
ついに麻酔をかけられました。
お酒は飲む?
飲まない?飲めない?
飲めないです…
何て返事をしたかしてないか、くらいで私の意識はほぼなくなりました。
起こされたのか、自分で目がさめたのか分かりませんが
目を開けると先生の顔がぼんやり見えました。
何かを言われた気がしましたがボーっとしていて
目の焦点もあまりあってなかったのでしょうか、
先生にもう一度目を瞑るよう促されました。
どれくらい時間が経ったのかは分かりません。
また目を開けて、先生から気分は悪くないか、
などの確認をされました。
少し頷いただけで頭がグラングラン揺れているような感覚でした。
今が何時なのか、術前なのか術後なのかも分かりませんでした。
でも、脚がだるくて、
お腹が痛かったので、きっともう終わってしまったんだと思いました。
手術前、手術中、私はほぼ痛みを感じませんでした。
手術中に関しては麻酔が効いていたので全く痛みは感じませんでした。
麻酔からさめて、
私はしばらくお腹が痛かったです。
う~ん、と唸りたくなるほどの痛みでした。
痛くて頭を左右に振りたくなるのですが、
まだ完全に麻酔がきれていないので動くと
視界がグラングランするのであまり動かずにじっと耐えていました。
どれくらい時間が経ったのか、やっと視界もハッキリしてきて、
看護師サンにお茶を飲ませてもらいました。
そして『赤ちゃんに会う?』
と聞かれたので頷きました。
『無理しなくてもいいよ?』
と言われましたが、
どんな姿でも会いたい、と思いました。
連れてこられたべびちゃんはケースに入れられて
白いハンカチに包まれていました。
ハンカチはめくらずにその上から抱きしめて撫でていました。
べびちゃんに会った途端、堪えていた涙が溢れてきました。
看護師サンは黙って私の頭を撫でてくれていました。
1人で辛いよね、家族に連絡しようか?
と言ってくれましたが、息子クンを連れては無理なので
大丈夫、と言いました。
べびちゃんにバイバイして、手元のケータイを見たら16時前でした。
14時に分娩室に移動したのでもう2時間も経っていました。
そのあとはしばらく病室で待機でした。
最後に先生に内診してもらい、特に以上もなかったので
18時30分頃に帰宅となりました。
また次の日消毒のために来るように言われました。
なのでそのまま実家に泊まりました。
旦那と息子クンは私の実家で母とずっと一緒にいたみたいです。
外でぐずってないか心配だったので家だと聞いて安心しました。
家ならぐずっても誰にも迷惑かけませんからね(^_^;)
当日は疲れもあったのか、すぐに眠ることが出来ました。
次の日は朝から死産届けを出しに市役所へ。
出す場所が分からなくて、総合案内で聞こうとしたら
涙がこみ上げてきて、こらえるのに必死でした。
そのまま病院に行き、診察。
べびちゃんを受け取って実家に戻りました。
こんな小さな箱を抱えて帰るはずじゃなかったのに。
迎えに来てもらうのを待ってる間必死で涙をこらえました。
夜、仕事終わりの旦那に迎えにきてもらい、皆でご飯を食べてから
家に帰ってきました。
旦那もべびちゃんと会って、
そのあと自分の気持ちをぶつけました。
お腹の中で亡くなっている、と診断されてから
やっと思ったことを言って、素直に泣いた気がしました。
本当はちゃんと産んであげたかった。
旦那はずっとずっと黙って聞いてくれていました。
よく見たら泣いていたけど、気づかないふりをしました。
次の日は残りの手続きを市役所で。
前日にたくさん泣いて、想いをぶつけたので
少しスッキリした自分がいました。
それでも不意に涙がでできますが、
きっと時間が経たないと無理だろうな。
術後の出血は5日後の夕方にパッタリ止まりました。
徐々に少なく…とかではなく、私の場合パッタリ止まりました。
もしかしたらまた出るのかもしれませんが、
2~3週間は続くと思っていたので少し驚きました。
火葬も無事に終わりました。
私と旦那からは手紙を入れました。
ガーゼで作った鶴やお花も入れてあげました。
お骨は何も残っていなかったけれど、
べびちゃんをちゃんとお空に行かせてあげられたのでよかったです。
旦那から私にまで手紙があって、また泣いてしまいました。
書類を記入するのに死産や生産を書かないといけなかったり、
気持ちのめんで乗り越えないといけないことはたくさんあるんだろうけど、
旦那と息子クンがいることでかなり救われています。
息子クンが小さいので次の日からもすぐに普通の生活に戻れた気がします。
きっと私だけならふさぎこんで家に閉じ籠ってると思うから。
ゆっくりだけど、私のペースで進んでいこうと思います。
いつかべびちゃんがただいま、って
お腹に帰ってきてくれることを信じて。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。