悪性リンパ腫と診断され
入院が決まった時、
主人が私に送ってくれたメール・・・
「今までも色々あったけど
もっと迷惑かけちゃうかも知れないけど、
俺 頑張るから
これからも
よろしくお願いします」
出会いから交際期間4年を経て、
1年と1ヶ月後に
長女
誕生
そして、
結婚2年目・・・
主人が
ガンの診断を受けた。
入院
して数日経った時、
「家にある俺の帽子、
あるだけ持ってきて」
主人からそう頼まれた。
「薬で抜ける前に
もう今から頭剃る
」
病名を告げられた時は、
何て声をかければいいのか
哀しみやツラさや
やり切れなさや・・・
主人の気持ちが色んな思いに溢れていて
そばに居ることが精一杯だった
近すぎて ありきたりのセリフが
全部ウソくさく思えて
なんにも言えなくなってしまった
それが、
入院してみると
主人は病院
生活の中で
必死に活動していた
私が出会った頃よりずっと前から、
ずっと ずっと昔から
色んな事に貪欲で、
知識欲旺盛で、
独学で積み上げてきた
立派な実績がある
そんな主人は
入院している間に
コツコツと自分の病気の事を調べ、
調理師として
自分に必要な栄養素は何かを考え、
病気
と、
今の自分と、
毎日向き合っていた
あんまり夢中になり過ぎて
反対につかれちゃうんじゃないか
と、こっちが心配になるくらい。
モノ
が大きく、
切ることも不可能な場所で、
化学療法と放射線で治療を進め・・・
副作用からくる浮腫や、
常にある吐き気で食欲もなく
治療が進むにつれて
辛そうな状態が増える主人
私は家と病院、娘の幼稚園
そして、仕事場・・・
その往復を繰り返し
数ヶ月が過ぎた頃
主人の退院が決まった
思ったより短い入院期間で
主人も元気な状態で退院し、
また
少しずつ仕事にも復帰し、
以前のようにキッチンで動く姿を、
フロアで働く私は
また見れるようになった
朝のモーニングからランチ
店の中をお互い動き回って、
夕方同じような時間に上がり
娘と3人自転車で家に帰る

家に帰って
主人が作ってくれた夕食を食べる
当時はキッチンで働く主人が
「俺がやった方が早い
」
と、ほぼ夕飯を作ってくれていた
手際いいし
美味しいし
そうそう

妊娠中や出産後には
妊産婦さん用の献立を考えて
色んなモノ食べさせてくれました
そんな
いつもの生活がまた始まり、
笑ったり
怒ったり
泣いたり
スネたり
・・・
今までのような
いつもの生活が続いていた
そんなある日
定期的な検診の結果が出た・・・
ガンの再発
主人が治療し、退院して
1年も経たない時の事だった・・・