●おばあちゃんの応援
このお話は、昨日のブログ(●時計を指さす祖父)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://hama-sush-jp.pro/hirosu/entry-11004967487.html
)
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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ある日、
占いに来られた女性が、何度も時計が鳴る音の夢を見るという。
カチカチカチ。ボーン、ボーン と、
ただ時計が鳴るという夢を繰り返し見るのだという。
その時計の夢を見る時、決まって、
夢の中に御祖父ちゃんが出てきて、その時計を指差すという。
この繰り返し見る夢が、
ただの夢じゃない気がした。
なぜなら、御祖父ちゃんという、
亡くなった特定人物が夢の中に出てきてるからだ!
もしかしたら、
彼女に何か大切な事を伝えようとしているのかもしれない。
そう思った。
しかし、
時計だけでは分らなかった。
なんで、御祖父さんは時計を指さしているのだろうか?
なんで、御祖父さんは何も言わない?
正直、行き詰っていた。
ところが、
彼女が言った、
「そういえば昨日、電話が鳴る夢を見たんです」というのを聞いて、
私の脳にひらめくものがあった。
時計を指差すという叔父の
本当の理由が、思いついたのだ。
その意味こそが、
この不思議な夢の全てを表しているに違いない!!
無口な御祖父さんの霊は、
時計を指差す事で、伝えようとしていたに違いない!!!、と。
「貴方が夢で見た、その時計、
どこかで見た覚えはありませんか?」
すると、彼女は、
「そう言われて見ると、実家にあった時計のような気がします。」
そして、
電話が鳴るという夢だが、
この電話が鳴るという夢は、
どちらかの場合が多い、
つまり、近々か
●良い知らせがある
か、
●悪い知らせがある。
そのどちらかである。
そして、今回は、
残念だが、悪い方じゃないかと感じた。
まぁ、この部分は、彼女には言わなかったが、
そして、
私は、彼女に夢の核心部分を言った。
「御祖父さんは、何回も
時計を指さしています。
多分、これは、
時間が無い!
時間が無いと言ってるんだと思います。」
「時間が無い。ですか?
何の時間が無いんでしょう。」
「何か、ご実家で、
時間が無いという事に、思い当たる事はありませんか?」
少し考えいた彼女が、
急に実家に電話した。
電話した後、彼女が語ってくれたのは、
実は、先週、
おばあちゃんが急に吐いて、入院したんです。
でも、電話したら、
全然平気だって言ってました。
「でも、私、
一度帰った方がいいでしょうか?」
「そうですねぇ。
ちなみに、
あの実家の時計は、
誰の時計なんですか?」
「あの時計は、死んだ御祖父ちゃんが、
おばあちゃんにプレゼントした物です。」
(!!)、
「私だったら、
久しぶりに一度帰郷しますが・・・」
「そうですね。
東京に来てからまだ一度も帰ってないので、
今週末にでも、実家に帰ってみます。」
この時は、そう言って彼女は帰っていった。
普通はここで終りですが、
後に、私は彼女から、
その後の話を知った。
彼女は、実際に、
週末に、2泊3日で実家に戻っていた。
そして、
入院していた おばあちゃんのお見舞いにも行ったという。
でも、心配して病院に見舞いに行くと、
意外にも、おばあちゃんは元気だったという。
いつもの おばあちゃんで安心し、
昔の様に、沢山色々話したといいます。
しかし、
彼女が帰る日に、
おばあちゃんは急変し、その日の内に亡くなったのです。
医者にも予期できない程の急変だったそうです。
死因は、心筋梗塞。
彼女にとって、
おばあちゃんは特別な存在だったようだ。
東京の大学に行くという彼女を
家族全員が反対した時、
たったひとり、
おばあちゃんだけが賛成してくれて、
おばあちゃんが、費用の大部分を出してくれたのだった。
昔、おばあちゃんはね、
銀行に勤めていたんだよ。
それはもう、そこいらの男性よりも優秀だったんだよ。
爺さんもそんな私に惚れたんだよ。
これからの時代、女も男も無い、
東京で頑張っておいで!!
と、そんな話を何回も聞きた。
常に励まし、応援してくれた おばあちゃん。
今回も、
おばあちゃんは、自分が入院してるのに、
「恵子、頑張るんだよ!
頑張るんだよ!」って、
私のポケットに小遣いを押し込んでくれた。
「いいのに・・・」
「知ってたよ。」
「その後も、両親が早く帰るように言っていたのを
おばあちゃん1人が反対してくれたの・・・・」
「私、頑張るから、
おばあちゃんの様に・・・・」
「おばあちゃん、ありがとう。」
http://www.youtube.com/watch?v=GPmhJxmGyhE&feature=related
END。