104期ユミルがヒストリアに執着した理由がわからない。

そして、あれほど執着していたのにライナーたちに付いていくことを選んだ理由もわからないという意見を見かけたので

改めて、104期ユミルとヒストリアの関係性について考えてみたいと思います^^

 

 

過去に書いたユミルの考察

 

まず、ユミルとヒストリアは恋愛関係なのか?

これについて、実は深く考えたことがありませんでした^^;

お互いにとって特別だったのは間違いないので、恋愛だったのか親友だったのかどちらでも大きな違いはないと思ってたんですよね。

 

ただ、純粋に親友で異性愛者なら、いずれはそれぞれ別にパートナーと暮らすという将来像だろうから、

ずっと一緒という訳にはいかない前提になるし

恋愛ならずっと一緒にいたいと考えるだろうから同じではないですね。

 

ふんわりとした印象では、思春期の女子にありがちな恋愛に似た独占欲を伴う親友みたいなイメージでした。

 

ヒストリアは後に男性パートナーとの間に子供を設け、最初は幸せそうではありませんでしたが

戦後の描写では穏やかな家庭を気付いている模様

少なくとも純粋なレズビアンではないのでしょう

 

一方、ユミルはヒストリアへの手紙で、死ぬことは後悔していないが、お前と結婚できていないことに悔いがあると言っています。

「結婚」は一般的には、ずっと一緒に生きるということでしょう

では、ユミルはヒストリアに恋愛感情を持っていて、ずっと一緒に生きたいと思っていたのかというと、どうなんだろう?

 

ユミルはヒストリアを生かすために、憲兵団へ入れるように成績を工作したとあります。

しかし、自分は10位以内に入ってない。

ヒストリアが憲兵団へ行けば、そこで一旦はさようなら

駐屯兵団に入って、出来るだけヒストリアの勤務地近くへの赴任を希望することは出来たと思うけど、ずっと一緒にいられないことは当初から計算済みだったと思う。

ユミルが13年縛りを知っていて、必ず数年後には分かれることを知っていたからの判断かというと、それも微妙

 

私の考察では、ライナーやアニの親すらユミルの呪いを知らなかったはず

 

ライナー達よりも巨人については詳しくないと言っていたユミルはおそらく13年縛りを知らない。

だとすると、ユミルの願いは、ヒストリアに「胸を張って、幸せに長生きしてもらう事」

もちろん、ヒストリアがユミルと共に生きたいと願えば、それは拒絶しなかったと思うけど。

 

ならば、ヒストリアが「人のために生きるのは止めよう!自分たちのために生きようよ!」と発言したとき

ユミルがヒストリアと生きることを選んでもおかしくない。

なのに、結果的にユミルは、特に親しかったわけでもないないライベルを助けて死ぬことを選んだ。

 

そのユミルが「悪夢」だと例えたのが、無垢巨人として生きた時代

孤児として貧しい生活を送った幼少期でも、石を投げられたユミル教祖時代でもない。

この辺は展開上、明かせなかった事情もあるかもしれませんが、私はちょっと共感できます。

自分の意思がなくなるのは死ぬより怖い…

 

もしも、ユミルが私と同じような価値観だったら、ヒストリアの「何があっても、あなたの味方!」は別の意味を持つ可能性があります。

このセリフ、私には誰に対ししても何があっても言えません^^;

何があったかに寄るわ

このセリフは、ヒストリアからユミルへの最大級の信頼と愛情表現なので、ユミルは嬉しかったはず。

でも、危うさも感じ取った可能性はないでしょうか?

 

なぜなら、自分の意思がなくなるのが怖いのと同じくらい、意思のない他人は気持ちがわるい。

事情が分からなくても、全面的にユミルを肯定するヒストリアに「妄信」の危うさを感じ取った可能性はないでしょうか?

もともと教祖様だったぐらいだし

ひとつのセリフの良い面、悪い面を描くのが得意な諌山先生が「何があっても、あなたの味方!」というセリフの裏面をさりげなく描いていても驚かないよ。

 

ヒストリアの「何があってもあなたの味方」でユミルのヒストリアへの思いは報われた。

そして、エルヴィンが巨人を引き連れて追ってきたときの、ヒストリアのセリフ

「人のために生きるのは止めよう!私たちのために生きようよ!」でユミルの考える「胸を張って生きる」方へ進んでいると確信した。

何としてでもヒストリアを生き延びさせたいという願いは、エレンが始祖の力を発動したことで、ヒストリアをマーレに連れて行かなくても実現できる可能性があると知った。

ならば、今、人のために生きるのは止めると決めたヒストリアを将来的にゆがめる可能性のある自分は離れた方がいいと考えたのかもしれない。

この辺は、何があっても味方と言われることに、本能的に嫌悪感を感じる人しか共感できないかもしれません。

 

ユミルがライベルに付いていくことを選んだのは、彼らを助けるためでもあったけど、別れることがヒストリアのためを思ってだったのかもしれないと考えた方がユミルのヒストリアへの思いは熱いなあ