進撃の巨人 Finale 完結編(後編)のキービジュアルが公開されましたね。

 

 

前編の感想をまだ書き終えていなかったので、さすがに書き上げよう。

 

アニメの完結編(前編)の第2章の部分で、原作の「133話:罪人達」と「134話:絶望の淵にて」の大部分です。

この部分は私が、主人公エレンを決定的に嫌いだと思うようになったシーンなんです…

 

エレンが仲間を生かすために、地鳴らしを選択したことは正しいことではなくても、そういう決断をしてしまう気持ちは分かる。

自分自身も仲間もいつ死んでもおかしくない状況で、戦い抜いてきたので、殺される恐怖も一般市民より身に染みているでしょう。

 

その一方で、ラムジーに告白したように、求めていた理想の世界と違っていた現実を消し去ってしまいたいと考える気持ちも理解できる。

何かを作ろうとして、修正を繰り返すうちに、もういっそ全部壊して一からやり直したく心境かと。

かといって、人類大虐殺の実行は、一般人には選べませんが、幼い時にすでに躊躇なく人を殺せる人間にとっては選択肢の一つなのでしょう。

快楽殺人者やサイコパスが実在するのだから、自分の理想通りじゃなかった世界を大虐殺で消し去りたい人間がいてもおかしくない。

 

でも、どうしても受け入れられないのは、道の世界に呼び出した仲間たちに、

 

島を守るために止まることはない。

お前らからは、何も奪わない。お前らは自由だ

 

と言うところ!

 

俺を止めたいのなら、俺の息の根を止めてみろ

 

そうまで言うなら、島や仲間を守るためだけじゃなく、気に入らない世界をぶっ壊したいから止まる気はないって言えよ!

全世界放送のときに、島を守るためだという必要があったのは分かる。

島の外のエルディア人に、エレン・イェーガーが、島の外の人類すべて(エルディア人含む)を滅ぼそうとしているをことをマーレ人や他の人種に伝えてもらう必要があったので。

 

でも、言葉が通じないラムジーにだけ本音を吐いて、仲間たちには言えなかったのは、自分の後ろ暗い部分を隠したかったんでしょう?

自分を殺させることで、仲間たちを英雄に祭り上げるという隠した目的はあったにせよ、止めて欲しいのなら、世界をまっ平にすること自体も自分の目的だと言えよ!

この部分を隠したまま、息の根を止めてみろって、仲間を今後一生自由にしないための呪いだと思う。

 

あなたのために、私はこんなにつらいことも我慢しているのよって押し付ける毒親みたい

いや、そんなこと望んでないし!

あてつけ自殺されるようなものだわ。

 

この呪いは、相手がロクデナシじゃない以上、確実に効きます。

最終的に、アルミンにだけは本音を漏らしたけれど、他の仲間には伝えていないでしょう。

こういう手段で他人を縛り付けようとする人が、本当に嫌いです。