大越俊夫氏の心に響く言葉より…

 

 

あなたが後輩たちと飲みに行って勘定はあなたが払ったとする。

 

経済的に得をしたのはタダ酒を飲んだ後輩たちだが、精神的に得をしたのはあなたのほうである。

 

与えることの心地よさを享受したのはおごったあなたであるからだ。

 

その心地よさを感じさせてもらった時点で、おごった側とおごられた側はすでに対等である。

 

 

母親と赤ん坊の関係も同様である。

 

夜泣きする赤ん坊に目を覚まされ、眠い目をこすりながらおっぱいをやる。

 

与え、与えられるだけの一方的な関係に見えて、母親の行為は彼女だけが損をする無償の奉仕ではない。

 

授乳しながら、母親は赤ん坊から無形で無限のものを得て、その心は至福に満たされているかもしれない。

 

 

経済的にも、これからは独占ではなく共有や共感がキーワードとなる時代へシフトしていくだろう。

 

むずかしい経済用語を使えば、交換から贈与へである。

 

贈与とはつまり、三両拾ったら一両は人に与える分かちあいのことである。

 

 

分かちあうとはまた、人と「つながる」ことでもある。

 

そのつながりがめぐりめぐってより大きな得をもたらしてくれる。

 

一方、分ちあいを嫌う強欲は孤立する。

 

人と人とがつながるネットワークの時代にあって、孤立は得を逃す最悪の法と知るべきである。

 

 

《分ちあえば、人とつながる。見返りを求めない無償の行為。それがもたらす幸せには限りがない。》

 

 

その弱みこそ、あなたの強さである』PHP

 

 

 

 

 

本書の中に落語の「三方一両損」の話があった。

 

『左官屋が三両入った財布を拾う。

 

いっしょに書き付けも入っていたので財布は大工のものとわかり、さっそく家まで届けに行く。

 

だが、大工は「落としたからにはもう自分のものではない、おまえがもって帰れ」と半分やせがまんから受けつけない。

 

左官屋も「金がほしくて届けたのではない」とこっちもなかばやせがまんで受け取ろうとしない。

 

三両をはさんでふたりが口論になる。

 

仲裁に入った大家さんは困ったあげく、あの大岡越前に解決をゆだねるが、事情を聴いた越前守はおもむろに自分のふところから一両を出していう。

 

「この一両を足して合計四両。二両ずつをほうびとしてふたりに与えよう。それぞれ三両入るところが二両となって、損は互いに一両ずつ。一両出した私も一両の損。三方が一両ずつ損したところで一件落着」』

 

 

《うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる

 

うばい合えばあらそい わけ合えばやすらぎ

 

うばい合えばにくしみ わけ合えばよろこび

 

うばい合えば不満 わけ合えば感謝》(相田みつを)

 

 

現代は、シェアリングエコノミー全盛の時代だ。

 

シェアリングとは、ライドシェアと呼ばれているUber(ウーバー)などの車の配車サービスや、住宅を提供して民泊させるAirbnbなどのサービスや、自家用車そのものをシェアする「Anyca(エニカ)」といったサービスのことを言う。

 

まさに、「分ちあえば、人とつながる」ということ。    

 

 

これからは…

 

ますます、分かち合い、わけ合うことが必要な時代となってきた。

 

 

 

 
 
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