「起業への道のり3 」 1人暮らしになった父① 家事をしたことがない | 蝶となる日を夢見つつ☆多田晴美

蝶となる日を夢見つつ☆多田晴美

これまで長い間
人の話を聞く場に関わってきました
現在は、1対1で
立ち位置を確認する時間だけを
静かに続けています

母が旅立ち
泣くヒマもなく
葬儀の準備

実家のある
私が生まれ育ったところは

四十九日の法要までの間も
毎日お墓参りにいくなど
いろいろとすることがある地域で

地域の決まり(風習)があることや
親戚関係で
すごく大変なことが
いっぱいあったのですが

それでも

一番、大変だ!!

と思ったのが


父が今まで
一切、家事をしたことがなかったこと。

なんと言っても
母は、専業主婦でしたからね。
 



母の入院中は
どうしていたかというと

母の容態が悪くなり
痛みも激しくなってからは

病室で
付きっきり。


それこそ、最初は
夜だけ帰っていたのですが

高齢になってきていたこともあり
車の運転が危ないと思ったようで

自宅に戻るのはやめたのです。


その付き添っていた時は
母の容態が1日中悪いときもあり

そういう時は
ご飯も食べに行かずに
ずっとそばにいる父。


母のことを思ってだったのでしょうが
あのすごい状態の病室に
ずっといる父の

執着なのか
精神力があるのか
なんだったのかは
わからないものの

今、振り返っても
凄まじさを感じます。


それでは
父の方が倒れてしまうんじゃないか?
精神的にまいってしまうんじゃないかと

私が、遅い時間にしか病院へ
行けないときにでも
行っていたのは

たとえ少しの時間でも
母から父を離す目的もあったのです。


余命宣告をされても
最後まで

母が家に帰って来れるのを
信じて

家の工事も頼んでいた父。


すっかり気落ちしてしまい
ほとんどご飯を食べなくなりました。


ここから父が亡くなるまでの10年
私の実家通いが
はじまります。

 

1人暮らしになった父② 実家通いは週に3,4日からスタート へ