母が旅立ち
泣くヒマもなく
葬儀の準備
実家のある
私が生まれ育ったところは
四十九日の法要までの間も
毎日お墓参りにいくなど
いろいろとすることがある地域で
地域の決まり(風習)があることや
親戚関係で
すごく大変なことが
いっぱいあったのですが
それでも
一番、大変だ!!
と思ったのが
父が今まで
一切、家事をしたことがなかったこと。
なんと言っても
母は、専業主婦でしたからね。

母の入院中は
どうしていたかというと
母の容態が悪くなり
痛みも激しくなってからは
病室で
付きっきり。
それこそ、最初は
夜だけ帰っていたのですが
高齢になってきていたこともあり
車の運転が危ないと思ったようで
自宅に戻るのはやめたのです。
その付き添っていた時は
母の容態が1日中悪いときもあり
そういう時は
ご飯も食べに行かずに
ずっとそばにいる父。
母のことを思ってだったのでしょうが
あのすごい状態の病室に
ずっといる父の
執着なのか
精神力があるのか
なんだったのかは
わからないものの
今、振り返っても
凄まじさを感じます。
それでは
父の方が倒れてしまうんじゃないか?
精神的にまいってしまうんじゃないかと
私が、遅い時間にしか病院へ
行けないときにでも
行っていたのは
たとえ少しの時間でも
母から父を離す目的もあったのです。
余命宣告をされても
最後まで
母が家に帰って来れるのを
信じて
家の工事も頼んでいた父。
すっかり気落ちしてしまい
ほとんどご飯を食べなくなりました。
ここから父が亡くなるまでの10年
私の実家通いが
はじまります。
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