自然界の働きから学ぶ
東洋医学では、からだに影響する不調や病の原因は、自然から作り出す物にその存在を置いていました。
大気は、様々な変化を通じて私たち人間を含めて万物に影響させます。

現代では病気の原因に細菌やウィルスの存在を使います。
パスツールという医学者、研究者が発見して以来
流行り病とされた『伝染病』なども
未知な病気に対しても、対策が生じて、
それらを予防したり排除する薬が誕生しました。
東洋医学では、様々な季節による大気の変化から、からだに侵入してくる見えない存在を『邪気』と呼び、

冬には寒さが原因の『寒邪』
秋には、乾燥が原因の『燥邪』
夏には暑さが原因の『暑邪』
そして、よく聞く言葉の
春の強い風当たりから原因になる、『風邪』ふうじゃと、読む。
そして、梅雨には湿気が体にさわり病となる『湿邪』という存在を認めていた。

東洋医学はいかんせん『目に見えない』存在を言葉に表し、その存在を作るのが特徴であると言える。
現代の世の中で、『邪気』なんて言うと
なんかの宗教やオカルトチックにも誤解を受けそうになる。
しかし、病気の発生する細菌やウィルスは、100%感染すると言うこともなく、
感染しない人を、免疫の強さで表現もする。
細菌やウィルスは突然現れるようで、
自然の大気の変化、もしくは乱れで起こり、時に例年とは異なれば大流行し、いわゆる『パンデミック』を引き起こす
インフルエンザがその代表としても記憶にもあるだろう。
現代医学では、事が起きてから対処するのが
基本ともなっている。
しかし、人間の一生にかけての時間は無限でなく有限であることも忘れてはならない。
いかに、自分の時間を楽しむか
それを作るには、自身のからだと向き合う必要があると私は伝えている。
東洋医学では、からだのバランス
つまり、本来のあるべき状態を維持する為の方法が山のようにある。
それは、一人一人からだが異なり、
病名が同じであっても、改善のしかたから変えて行くのが、全身のバランスを改善するという東洋医学の基本体型だからである。
そして、目に見えなくて大事な存在に、
『氣』という言わば生命力のような存在を特に重点に置いている。
自然を見方にするには、からだの流れを知らなければならい
なぜ、今日も動けるのか?
なぜ、今日も呼吸ができるのか?
なぜ、今日も食事ができるのか?
正しく判断し、
リズムよく心臓と肺を動かし、
食事より水分や穀物を接種して必要なだけ体の活力から活動の源を作り出している。
脳を働かせ、自分の気持ちと、相手の気持ちを聞き入れ、
あらたなイノベーションを作りだし、
より良い生活の為に工夫をしている。

そんな、生きるためのベースコントロールをしているのが、『氣』なのである。
東洋医学は、目に見えないものから、
からだのより良い状態を保ちつづけ、
与えられた命を大事に使う工夫を先人から教えられた知恵の結集なのです。
からだと、本気で向き合う
そんな理想の学びが、
治療としてでなく、
気づかせてくれる医療が東洋医学であり、
氣の治療なのです。


