今年の新聞新年号。
各紙を見比べて、
マスコミ取材の傾向や指向を探りました。
以前も書きましたが、
新年号には各紙が注目している事象があり、
それはなぜかと考えることで、
あなたも時代と擦り合わせる気持ちになれますよ。
遅ればせながら、
あけましておめでとうございます。
久しぶりの投稿です。
新聞に限らずマスコミは短視眼です。
そこも批判される部分です。
新聞記者を21年余りやりましたが、
毎日毎日、記事を数本書きました。
常に短視眼。だから分かります。
長視眼で見る機会が実に少ないと。
新年号は特別です。
昨年の新年号を読んで感じたのは
AIが支配する時代への不安、でした。
だから私は、人のつながりがニュースポイントだと
何度もこのブログで書きました。
あなたは「何と何をつなぎ」ますか。
マスコミ取材を目指すなら、
そこを考えてください、と。
そして今年の新年号を通して、
私はマスコミのある指向を感じました。
それは「未知の時代への不安」です。
昨年のAIの延長線ですね。
進み続ける不安と言い換えてもいいでしょう。
昔と違って、
進む先が本当に光り輝いているのかさえ、
分からない時代になりました。
大阪大学の教授で
ロボット研究の第一人者である石黒浩さんが
こんな話をしています。
マツコさんのアンドロイドを作った方です。
ざっくり書きますね。ざっくりと。
生物はすべて種の保存に懸命で、
生物の進化は種の保存に関係し、
遺伝子を進化させるのが通常。
しかし、人間は道具を操り、
遺伝子の進化より比重が大きくなった。
コンピューターという道具を使ってからは
それがとてつもなく顕著だ。
1000年後の地球を考えた時、
もしかしたら無機物だけになって、
有機物は存在しないかもしれない。
人間はもしかしたら、
道具を使って進化の速度を上げた時、
遺伝子に(無機物の時代に備えて)
進化が組み込まれたのかもしれない。
ちょっと端折り過ぎて、
石黒教授に迷惑が掛かればごめんなさい。
石黒教授は、生物誕生以前の
無機物だけだった地球から今までの歴史を考え、
ロボット研究の意味を熟慮し、
哲学的ですが分かりやすく話されていました。
石黒教授はロボット研究を突き詰める中で、
自分とは何か、人間とは何かを考えると話していました。
マスコミが短視眼になるのと、
人間が数年先のことだけ考えるのと、
似ていませんか。
そして、人は数代後の子孫のためや
10数代後の子孫が生きる地球のため、
何をいま、選択しているのでしょうか。
私がブログで書いてきた
周りに勝ちたいと思うのを止め、
自分自身の最高を目指すことが、
本当は素晴らしい、取材が来るという話と共通しませんか。
私は昨年のクリスマスイブの日から
ブログを休止していました。
自分の心と向き合っていました。
アメブロに再び戻って読んだ時、
相変わらず短視眼的に
ブログ読者を増やす効果的な方法、とか
集客に向けていまやるべき発信、など
仕方ないかもしれませんが…。
そういう記事を目にして、
書くことが空しくなったことも
ブログから離れた理由の一つです。
歌の世界もその傾向があるようです。
昭和後期の曲のイントロの長さと、
現在の曲のイントロを比べると、
半分ほどになったそうです。
早く本題に入らないと
すぐに飽きられる時代だから。
あなたが本当に何をしたくて、
そのために2018年は何をするのか、
心と向き合い、熟慮して力をためて、
人と競うのではなく自己の最高を目指してください。
決して争わない。
決して周りを貶めない。
あなたはあなたと向き合って、
素敵なメディア取材を呼び込んでください。
私もマスコミ取材を呼び込むための
パブリシティを突き詰めて考え、
人間とは何かを深く考えるようになりました。
石黒教授と少し似ています。
元新聞記者、テレビ局デスク
メディアコンサルタント・荒川岳志


