夏休み(北海道は終わりましたが)なので、
ラジオで子供の相談番組が放送されています。
子供の悩みは本当におもしろい。
はっとさせられる発想があります。
私もかつてそうだったのかな~、と
思い出しながら聴いています。
ある少年はこんな質問でした。
電柱に鳥が並んでとまっていました。
みな同じ方向に並んでいました。
それはなぜですか?
ある少女はこんな質問でした。
バナナを植えたらバナナの木になりますか?
バナナの種はとても小さくて、
あれが木になるのが想像できません。
おもしろい。
子どもといると新聞記事のアイデアが出る。
そう言い続ける私の気持ち、分かってもらえると思います。
それに対しての回答者が…
とても残念なんです。
子どもたちの目線で答えていないから。
立派な業績がある先生なのでしょう。
だからラジオから呼ばれたはずです。
しかし、答え方が子ども目線じゃない。
大人に説明する用語を連発しながら、
時々、幼稚な言葉遣いをしているだけ。
ラジオを聴きながら、
これじゃ、分からないよな、と
質問してきた子どもに申し訳なく感じました。
難しいことを分かりやすく説明するのが難しい。
これは新聞記事の書き方にも通じますが、
ラジオに呼ばれた先生は多分、
子ども向けに説明する方法が分かっていない。
説明力、に欠けているのです。
そうした説明力は日常で培うものですが、
普段はそんなことをしていないのでしょう。
訳が分からない用語を連発され、
説明を受けた子どもに対して、
最後にパーソナリティーが尋ねます。
「どう、わかりましたか?」
その問いに子どもが必ずこう答えます。
「はい…。ありがとうございました」
オンエアの同録をどうか聴いて、
先生は来年に向けて勉強してほしい。
ラジオ局も「説明力」優先で先生の選考を。
それにしても、
子どもの「大人力」は時に大人を上回る。
これ以上は深まらない。
相手が収束を望んでいる。
そう理解しています。
受け答えを聴いて感心したのでした。
メディアコンサルタント・荒川岳志
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