新聞記者時代、
周りの誰もが分単位で動いていますから、
何でも単刀直入に言うのが習慣化されていました。
結論から先に言う。
やってほしいことを先に言う。
理由はその後です。
新聞記者になったばかりのころ、
この新聞社の習慣に戸惑いました。
先輩から何を言われてもドキドキしたものです。
しかし、新聞紙面を読者に届ける。
正確な記事を早く出稿する。
ここに全員が懸けている訳ですから、
当然といえば当然なのです。
まどろっこしいことに構っていられない。
すべては読者のため。
一丸になる姿勢の表れでした。
新聞記者も人間ですから、
仕事のモードと普段のモードを
器用に切り替えられないのです。
飲み会でも即時即答。
体育会系のような感じでした。
慣れてしまえば平気ですが、
入社したばかりの新人記者は大変です。
今なら時代錯誤と言われるかもしれません。
人のうわさ話を耳にした時、
その話題になっている批判の対象は、
実際に会うとさほどでもない事が多いと感じます。
誤解される人は体育会系というか、
思ったことを単刀直入に言うタイプ。
良いことは良い、悪いものは悪い。
相手の気持ち優先ではなく、
是々非々を素早く打ち返したり、
人の批判に構っている暇など無いと
思って進むタイプが多い気がします。
誤解する人は、
どちらかと言うとこんな感じ。
あなたは敵ですか?味方ですか?
行為ではなく、全人的な判断を求めて来る。
そうじゃないんだな~と思いながら、
愚痴をずっと聞くのは性に合わないので、
私は「私の時間を取らないでほしい」と、
是々非々なんだよと一度は言ってみる。
人生の残り時間を考えている自分がいて、
これって、新聞の締め切り時刻から、
逆算して行動していた
記者時代の習慣から抜け出せていないのかもしれません。
元新聞記者、テレビ局デスク
メディアコンサルタント・荒川岳志
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